LYRIS

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女性リーダーシップ

ハンドメイド・クラフト

ソーシャルグッド

エコフレンドリー

少量生産

飲料パックなどの廃材をクールなファッションアイテムに再生フィリピンの雇用と教育を支える、エコフレンドリーなブランド

ジュースや牛乳の使用済みパックや飲料メーカーからパックの廃材などを譲り受け、フィリピンの女性達がひとつひとつ手作りで生み出すバッグを中心に展開するブランド。

素材を活かしたアイテムは一つとして同じものがない一点物。シンプルなデザインは様々なスタイルに合わせやすく、アルミ素材で軽くて丈夫で水に強く、お手入れも簡単。

アップサイクルのコンセプトが受け入れられ、シドニー、シンガポール、パリで愛されるバッグになり、日本でもLYRISファンが増え続けている。

Brand Owner

ブランドオーナーについて

まゆみひろえ

HIROE MAYUMI

有名百貨店のバイイングコーディネーターの経験をもつ。東京、パリ、ワシントンDC、シンガポールと移り住み、現在はオーストラリアのシドニーにて大人のための書道教室『Salon de 書』を運営する傍ら、LYRISのディレクションとデザインを手掛けている。フランス、おいしいもの、モータースポーツが大好き。

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ブランドストーリー

なぜやっているのか

なにをやっているのか

製品へのこだわり

どんな方に支持されているのか

なぜやっているのか

廃材生まれのおしゃれなエコアイテムでフィリピンの地元経済を支えたい

10年前にフィリピンを訪れ、偶然地元の女性たちが地域創生のためにアルミ素材のリサイクル利用に関わっていることを知りました。地域のNGO団体によって、収集したリサイクル素材を利用した製品で地域住民の生計を立てる運動が進められ、各地で広まったこの運動は貧困地域での雇用を生み、地元の学校運営をサポートできるようになっていました。

たまたまご縁があり、あるNGOの工房を見学させてもらいました。そこでは、飲み終えたジュースなどのアルミパックを収集・洗浄し、その素材を使ってバッグやサンダルなどを作っていました。キラキラ輝くアルミリボンが山のように積まれ、それを一本一本手作業で編み上げる女性たちの姿と、彼女たちが作るバッグの美しさに衝撃を受けました。まさに「一目惚れ」でした。

その頃、私はシンガポールで生活していたのですが、雨と湿気が多い東南アジアでは、革製品やビニール素材はすぐにカビが生えてしまい、布製品は激しいスコールに合うと濡れてしまうため、バッグ選びには苦労しました。思いがけず出会ったアルミは、私にとってまさに理想のバッグ素材でした。早速シンガポールに持ち帰り使っていると、周りの友人たちにも好評で、あっという間に口コミで広がり、カフェやレストラン、ホテルなどでポップアップショップを開催するに至りました。

フィリピンで多くのNGOが作っている定番バッグよりもおしゃれで使い勝手のよいものを作りたい、他には真似できないような付加価値をつけた継続可能なブランドを一緒に育てていきたい、という思いが芽生え、日本の大手百貨店でバイイングコーディネーターとして働いていた経験を活かし、バッグのデザインを提案するようになりました。

フィリピンの女性達によって一つ一つ手作りで作られている

なにをやっているのか

フィリピンの女性と一緒に困難を乗り越え開発、ブランドを世界に広める

デザインの提案をするようになってからは、2ヶ月に1度フィリピンを訪れ、納得がいくまで何度も彼女たちと話し合いを重ねました。最初は意思の疎通がうまくいかず、工房の女性たちが“センチ”を”インチ”と勘違いして巨大なバッグが出来上がってしまうなど、ハプニング続きでした。リサイクル素材なので、指定した色の素材がないとイメージ通りのカラーで出来上がってこないこともよくあります。

しかし、シンガポールでポップアップを開催するうちに、アルミ素材を使ったアップサイクルな製品であることに賛同の声が多く寄せられました。わずか1年で、4時間のイベントに150〜200人を集客し、行列までできるようになりました。大量生産できない商品のレア感も魅力となったようです。

そんな中、2017年フィリピンの工場が漏電による火災で全焼。幸い負傷者はいなかったものの、工業用ミシン、資材、リサイクル素材、デザインデータ、パソコン、出荷準備を待つ商品のすべてが焼失。約250人の女性職人のなかには貧困地域に住みながら小さな子供を育てる母親やシングルマザーも多く、彼らの生計を1日でも早く立て直すことが急務となりました。この時、クラウドファンディングで資金集めをしたところ、ありがたいことにわずか30日で目標金額を達成し、半年がかりで作業が再開できるようになりました。LYRISファンの方々の協力によって、急遽日本でチャリティーイベントを行うなど、多くのみなさんが「できることをやろう！」と手を差し伸べてくださいました。今でも忘れられない出来事です。

苦労は絶えませんが、LYRISのバッグを通じてアップサイクル製品の魅力を世界に伝え、フィリピンの地元経済に還元していきたいと思います。

製品ごとに違った表情が楽しめるのはリサイクル素材ならでは

製品へのこだわり

飲料のパッケージから作られるLYRISのバッグは、防水機能抜群。日常使いはもちろん、バーベキューやキャンプ、海などのアウトドアイベントにおすすめです。アルミニウム素材は軽くて丈夫なので重いものを入れてもOK。水拭きできるのでお手入れも簡単です。

シンプルでスタイリッシュなデザインはシーンを選びません。通勤用バッグとしても違和感がなく、オンオフ問わずにお使いいただけます。

トートバッグ（Mosaic / モザイク）

内側にリサイクルライスバッグライナー（防水素材）を使用した、丸洗いが可能なバッグ。冷たいものを入れてクーラーバッグの代わりにもなるという優れもの。アウトドアだけでなく、食料品を持ち歩くエコバッグとしても活用できます。

サイズ：横:約40㎝、高さ:約30㎝、奥行:約13㎝

ショルダーバッグ（モバイル/Mobile）

スマホや鍵、サングラスなどを収納できる、モバイル用のミニバッグ。防水仕様なのでアウトドアなどにも。アルミ仕様なのでICなどのスキミングの心配がありません。

肩かけ用のストラップ・ジッパー・ライナー付き。

サイズ：縦:19.5㎝、幅:11㎝、:奥行2.5㎝

どんな方に支持されているのか

廃材を活用したアップサイクル製品であることから、環境問題に関心の高い方に支持されています。防水仕様のため、アウトドアや海がお好きな方にも好評です。シンプルでユニセックスなデザインが多く、性別を問わずご愛用いただいています。また、素材の柄を活かしたデザインは全て1点もので、ユニークなファッションアイテムをお探しの方にも好評です。

自社のECサイトで取り扱いがあるほか、過去にシドニー・シンガポール・パリなど各国で販売イベントを実施。現在はオーストラリアと日本をメインに販売イベントを行っています。日本国内ではそごう様など大手百貨店や帝国ホテルプラザでのポップアップイベントの出店実績が多数ございます。

ユーザーからは以下のような感想をいただいています。

・旅行に便利、特に機内持ち込み用としてトートバッグが最適

・シンプルなのに所々に見えるカラフルな柄から、パックが原料だったことがわかる。可愛いデザインが好き

・防水仕様なので雨の日も安心で、毎日使いたくなる

・使用しないときはコンパクトにたためて、収納場所をとらず便利

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