ブランドについて
奈良時代から続く伝統技術『漆箔』で神社や寺院などの古建築に金箔を貼る仕事をしている工房です。
金箔加工依頼(OEM)や出張金箔ワークショップも受付
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ブランドオーナーについて
藤澤のりふみ
フジサワノリフミ
1975年京都生まれ。
1998年現京都伝統工芸大学校(仏具金箔、蒔絵、彩色専攻)卒業
同年伝統工芸士で箔押師・岡本正治(京の名工、現代の名工)に師事。
文化財(社寺建築)の金箔修復及び神輿、山鉾、山車の金箔装飾加工に携わる。
17年間の修業を経て、2015年に「京金箔押常若」設立。
2015年 京都府認可『京もの認定工芸士』認定
2018年フランス・パリ1区ギャラリー『SABOU』にて3人展、ワークショップを開催
2019年台湾台北百貨店にてワークショップ、実演で出展
2023年オーストラリア・シドニー紀伊國屋ギャラリーでの展示会に出展
2024年『KYOTO JAPAN IN DUBAI 2024』に出展
修業時代に培った金箔貼りの技術を活かし、伝統工芸だけでなく、ホテルやインテリアの金箔加工、国内外のアーティストとのタイアップなど、日本の金箔の魅力を積極的に発信している。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
【自己紹介】
私、京金箔押常若は全国のお寺や神社にある文化財や祭礼に使われる神輿、仏壇などに金箔を貼る仕事をしています。
学生の頃から伝統工芸の大学で金箔押を学んで以来箔押師としては28年目になります。
小さな頃から仏像や祭りの神輿や山鉾など日本の伝統文化に興味があり将来は日本の伝統技術に携わっていけるような仕事に就きたいと思いこの業界に入りました。
彫る、塗る、箔を貼るなどそれぞれ分野によって分かれていて私は金箔を貼る職人で『箔押師』と呼ばれています。
金箔押の特徴は生漆(きうるし)という漆を接着剤に使用し金箔を貼っていくのですが、その技術は奈良時代から受け継がれている技法で現在では数少ない専門職になっています。
【ブランドを立ち上げたきっかけ】
今回ブランドを立ち上げたのは私が携わっている箔押師の技術をもっと知ってほしい!という思いと金箔の魅力を商品を通じてもっと日本の伝統文化を発信したいという思いがあります。
日本の素晴らしい伝統工芸品である仏壇は彫刻、漆、金箔、彩色などが結集された総合工芸品ですが残念ながらその仏壇が今時代の流れと共に次々と廃棄されているのが現状です。
私は仏壇仏具の箔押師という立場から廃棄処分されるような仏壇などの工芸品そして失われていく伝統風習などを再び蘇えらせて現在のライフスタイルにも使える商品を制作することでもっと若い人たちにも古来からの伝統風習や伝統工芸の魅力を知ってほしいという思いも
ありました。
京金箔押常若の商品コンセプトは「日本古来からの風習を現代のライフスタイルで楽しもう」
です。
伝統技術に携わる仏壇仏具箔押師としての立場から考えた発想で作品作りをすることをモットーとしています。
【金箔の魅力】
金箔は紀元前には既にエジプトで黄金のマスクや棺桶、装飾品などに愛用されていたと伝えられ現代に至るまで人類が最も愛されている鉱物で宗教では崇拝の対象としそして富や幸せの象徴としても用いられてました。
仏教では極楽浄土の世界を表し、神道でも神さまの導きの光としても表現されています。
また戦国時代では権力の象徴や縁起物としても使われ金箔を貼ると『箔がつく』と言われることから店の看板などにも用いられてきました。
【作り手としてのこだわり】
金箔は最高級である金沢産1号色(純金率97.6%)を使用しています。
金箔押の特徴は生漆(きうるし)という漆を接着剤に使用し金箔を貼っていきます。
生漆は漆の木から採れる樹液で日本で古くから使われている環境に優しい接着剤で防水、防虫、防腐効果もあるのが特徴です。
その生漆を使って金箔を貼る技術は「漆箔」と呼ばれ奈良時代から受け継がれている技法で技術を習得するのに10年以上かかることから現在では数少ない専門職になっています。
製品は金沢産1号色、生漆を使用し古来からの仏壇製造の漆箔で制作しているのが特徴です。
仏師三浦耀山師の作品が原型で3dプリンターで形成し古来からの伝統技術で金箔商品を仕上げている仏さまシリーズはいつでも身近に祈れる癒しのフィギュアとして愛されています。
日本の方よりもアジア圏を中心とした海外の方に興味を持って頂いてます。
値段設定も高級品は海外のお客さま、
キーホルダーなど小物類は若い女性を中心に買って頂いてます。
また私の商品は他では手に入らないものなのもあり唯一無二を求めて購入する方もおられます。
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