ブランドについて
アフリカベナンでアフリカンプリントを使用したものづくりを行う。浴衣・アパレル・キッチンインテリア・小物などを現地職人が愛情込めて製作。現地の雇用創出に取り組む。
代表が青年海外協力隊として赴任したベナンで、仕事のなかったシングルマザーと出逢ったことがきっかけとなりスタートしたブランドです。
アフリカに関心のない方にも手に取ってもらえるデザインにこだわり、お客様には「可哀想だから」ではなく「可愛いから」買ってもらえるような商品作りに取り組んでいます。
シェリーココではそれぞれの製品とお客様に合うパーニュを、1 枚ずつ時間をかけて厳選。全ての製品は水通しを行っており、色落ちもしづらく安心してお使いいただけます。
ブランドオーナーについて
川口 莉穂
Riho Kawaguchi
1990年横浜出身。高校時代、1年間タイに交換留学。それを機に国際協力・途上国支援に関心を持ち始める。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2014年青年海外協力隊としてベナンに赴任。現地女性の雇用創出のため、2015年1月に、アフリカ布を使って浴衣を製作する活動をスタート。クラウドファンディングで創業資金を調達し、8月には現地にアトリエを設立。2016年、協力隊の任期は終了したが、自身の人生をかけて現地職人たちの笑顔を見守り続けることを決意し、2017年に日本で株式会社シェリーココを設立。現在は、アパレルやキッチンインテリアなどラインナップも増え、中学公民の教科書に載るまでに成長した。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
寄り添い、ともに歩む
シェリーココは、ある母子との出逢いから始まりました。
青年海外協力隊として渡ったベナンで、仕事がなく、知人に小銭やおかずを分けてもらうなど援助に頼って生活をしているシングルマザーに出逢いました。話しを聞くと、彼女は仕立ての学校を卒業していましたが、ミシンがないため仕事はしていませんでした。
せっかく仲良くなった彼女に私も何かしたいと考えましたが、物資の支援などの一時的な援助はしたくありませんでした。そこで私は彼女と一緒にアフリカ布を使った商品の製作を始めることにしました。
高校の時のタイ留学をきっかけに、学生時代は「途上国の問題を解決したい」という大きな目標を持っていましたが、現地で活動をする中で形を変えていき、今はシェリーココの仲間たちの生活を支えていくことがモチベーションになっています。
ベナンの人々は、日々の生活を懸命に送っています。経済的に裕福でない人も、困った人がいればすぐ手を差し伸べ、赤の他人でもお金に困っている人がいれば、自分が借金をしてまで用立ててあげます。私はそんな彼らの姿勢が大好きです。
『目の前の家族を救いたい』
ベナンで出会った人たちは私にとって赴任先の途上国の人という肩書きを超えて家族でした。そんな家族と寄り添って歩んできたからこそベナンという決して整った環境ではない地においても長く想いを絶やさずビジネスを展開できています。
彼女たちがいる限り、私はこれからも寄り添い、ともに歩んでいきたいです。
シェリーココは、西アフリカベナンで現地の人が使用する色鮮やかなアフリカンプリントを使ったものづくりを行い、日本で販売しています。全ての商品は現地ベナンの職人が製作し、看板商品の浴衣をはじめ、アパレル・キッチンインテリア・小物など、幅広いラインナップを展開しています。
シェリーココでは、それぞれの製品とお客様に合う布を、1 枚ずつ時間をかけて厳選しています。全ての製品は水通しを行っていますので、色落ちもしづらく安心してお使いいただけます。
ベナンの職人にとって、日本人相手のものづくりはとても難しく、日本クオリティの製作に不満を持ち辞めてしまった人もいます。そのため、現在一緒に働いている職人は日本のお客様のことを1番に考えられる人ばかりです。
最初は真っ直ぐに縫うことさえできなかった職人が、後から入ってきた職人に技術指導をしている様子をみた時の感動は忘れません。
可愛いだけでも、支援になるだけでもない、両方を兼ね備えたブランドを目指して
シェリーココは、アフリカに関心のない層の方にも手に取ってもらえるようデザインにもこだわっています。
例えば、浴衣の柄は、日本の伝統衣裳にも馴染むようあえて少し和柄っぽいものを選んでみたり。エプロンは室内で使うものなので、とことん華やかな柄を選ぶなど、一つ一つの商品に合った柄選びをしています。
また、柄の使い方にもこだわっており、無地布と合わせた商品も販売し、アフリカンプリント商品を手に取るのが初めての方にもご好評いただいております。
このように、柄選びから商品デザインまで、細部にわたってこだわることで、お客様には「アフリカで作られているから、可哀想だから」ではなく「可愛いから」買ってもらえるような、日本人の好みに合った商品作りに取り組んでいます。
20代後半から60代まで、幅広い女性に支持されています。
また女性だけでなく、一部メンズ向け商品をはじめ、贈り物用としてご購入される男性お客様も多くいます。
人通りの多い場所で催事をさせていただくと、アフリカンプリント商品は初めてだという新規のお客様が8割ほどいらっしゃり、アフリカ支援など関係なく商品に惹かれて購入いただけていることを実感します。
「アフリカで作られているとは思えないほど縫製がしっかりしている。」
「他のアフリカ布ブランドとは柄が違い、おしゃれなものが多い。」
「代表のベナンへの想いが伝わってきて応援したくなる。」
など、お客様から日々嬉しいお言葉をいただきます。
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