ブランドについて
仕立てよくシンプルに丁寧に、一つ一つを手作りで仕上げた帽子。
さりげないけど目を惹かれてしまう、そんな魅力を感じていただければ嬉しいです。
麦や麻、アンテロープやウールなどの希少な材料に独自のエイジング加工や染めを施した唯一無二の帽子
高い技術を持ったブレード職人のオーナー自らが生み出す、仕立ての良い帽子
MADE IN JAPANを大切に、小田原の耕作放棄地で作られた藍や茶葉などを使い、古くからある伝統の染めの技術を用いた帽子
ブランドオーナーについて
南木直樹
Namiki Naoki
帽子職人としての始まりは、幼稚園児の夏の麦制帽を縫うことでした。
ブレードミシンは特殊なミシンで、例えれば陶芸家のように手の角度と気持ちで麦の紐を帽子に変えていきます。
思うように縫えない中、いつも園児と親御さんの喜ぶ顔を思い浮かべ、
「この帽子が大切な思い出の一つになるんだ」と思い、格闘していました。
数少ないブレード職人の匠である師匠は「力を抜いて、ミシンが縫いたいように縫わせて」と言って簡単そうに縫います。
「やっぱりMade In Japanはすごいな」と今でも思うのです。
こうしてMade In Japanの片隅に参加させていただけていることに心から感謝しています。
帽子を作る前に心がけていることは、
この感謝を忘れず、「丁寧に。手を抜かないこと。」
そして
「ほんの少しだけ、さりげなく目を引くための魔法の粉を用意すること。」
そんな魅力を感じていただけたら嬉しいです。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
さりげなく目を引く・・・
矛盾しているようですが、かっこいい大人はそんな感じがします。
帽子というアイテムは不思議な魅力を持っていて、素敵な帽子は間違いなくこのキーワードに近づく力を与えてくれます。
そんな大人の帽子を作りたい。
帽子を作り始めたのがいつだったか、正確には覚えていません。
手伝い程度に始めたのですが、片手間にできるようなことでもなく、いつしか、その難しさと奥深さと生み出す喜び、少しの苦しさも、そんなものたちと本気で向き合う日々になりました。
帽子を製作途中で燃やしている、というと驚かれます。
よい素材で仕立ての良いものをキリッと仕上げること。
そして、少しだけ、何か魔法のスパイス・・・
師匠や先輩、匠がたくさんいる世界で、MADE IN JAPAN の片隅にこうして置いてもらえたことに喜びと誇りを感じます。
皆様の目に触れる機会をいただけたことにも感謝しています。
特に難しいことを考えたわけではありません。
「素敵な大人」が「もっと素敵」であるために、
私ができる「何か」を探している、という事でしょうか。
麦わら帽子を縫うブレード職人が高齢化で技術の継承が危ぶまれる中、
素晴らしい技術を持った匠の元で修行する事になりました。
私の帽子職人としての始まりです。
デザインの着想や発想から始まって、
縫いはもちろん、型入れ、糊入れ、トリミングに至るまで、全ての工程を自分一人で行えること、
ここに私の強みがあると思っています。
それでも大事なところに、必ず沢山の素敵な出会いやコラボがあります。
ごくわずかでも琴線に触れる何か、を常に見逃さないように心がけています。
小田原の耕作放棄地で育てた藍を収穫しその場で染めた生葉染の麦ブレードはやわらかで優しい色の帽子に仕立て上がりました。
剪定の際廃棄されるお茶の葉や枝で染めた麻は、毎回微妙に色を変え、銀色の帽子を生み出してくれました。
沢山の試行錯誤の末、たくさんの失敗とほんの少しの成功を頼りに日々帽子を作り続けています。
「素敵な大人」が「もっと素敵」であることを願って。
小田原の耕作放棄地で栽培された藍を摘み取ってすぐにその生葉で手染めした麦ブレード
いわゆる「藍染」は発酵させた藍を使用します
生葉ではまた違った優しく美しい色に染まりました
上質なウールの帽体に独自のエイジング加工を施し、陰影のあるアンティークな風合いに仕立てました
ダメージ加工のレザーリボン
麦ブレードのティアドロップ、フォックステール天然木をのせてオイルフィニッシュしてあります
大人になりかけの世代から大人世代
決して着飾ることを必要とせず、気軽にジーンズやTシャツと合わせる
普段着をスタイリッシュに
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