ブランドについて
モデリストでもあるデザイナーが創り出す、立体裁断の柔らかさを活かした帽子が特徴のハットブランドです。
<受注生産>素材・サイズなど、着用するお客様のために、カスタムすることが可能です。
<アフターサービス>購入後のスベリの交換や型直しなど、長く愛着を持って着用していただけるようサポートしています。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
なぜ「オーダーメイド」なのか。
作り手である私自身、デザイナーズブランドで既製の婦人服をデザイン・設計する仕事に従事してきました。多くの人に似合う商品を考え、ブランドの方向性に合うデザインをするという作業の中で「私は一体誰のために、何を作ったらいいのか。」と悩んだ時期がありました。
その時に思い出したのが、学生時代に始めた帽子作りのこと。
服飾大学の学生だった私の周りには、洋服を作れる人はたくさんいましたが、帽子も作る人は少なかった。そこで、「こんな帽子が欲しいけど、お店で売っていない」「自分に合うサイズの帽子が見つからない」自分がデザインした布でベレー帽を作って欲しい」など相談を受け、ひとり一人の要望を聞きながら帽子を製作するオーダーメイドスタイルでの活動をしていました。
着用してくれる人と対話し「サイズ感は心地いいか」などを確認しながら製作するスタイルは「誰のために、何を作るのか」が明確で目の前にいる一人に喜んでもらえる商品を作る、という目標がとてもシンプルに感じました。
やっぱり「作り手とお客様の顔が見える仕事がしたい」と考え、2019年に退社。学生時代より続けてきた帽子製作を「Première main」というブランド名で再開しました。服作りで鍛えた立体裁断やドレープを生かしたデザインの帽子、フランスで学んだ刺繍の技術を取り入れたデザインを中心に商品作りを開始しました。
”Première main ”は、オーダー帽子のブランドです。
”Première main (プルミエール・マン)”という言葉は、デザイナーがフランス留学時代にパリのアトリエで出会いました。それは、オートクチュールのアトリエで手仕事をするお針子さんの職業を表します。たくさんは作れないけれど、ひとつひとつ丁寧に作り手渡してゆける作り手でありたいと願い、そう名付けました。
帽子を手に取ってくれたお客様に長く愛用していただくため、素材のもつ柔らかな風合いを大切にしています。そして同じサイズでも、頭の形は一人一人違います。柔らかく仕上げることで、着用時の負担が少なくお客様の頭に馴染みやすい帽子に仕上がるよう心がけています。
帽子作りで大切にしていること
帽子は顔に近いアイテムであるがゆえに、着用するその人の印象に大きな影響を与えます。サイズが合うかどうかはもちろんのこと、クラウンと呼ばれる頭が入る部分のシルエットや、つばの長さや角度によって印象がが大きく変わります。そして、身長や体型によっても似合う帽子のバランスが変わります。
オーダー会を通して試着するお客様の様子を観察しながら、少し調整するだけでその人にとってより快適な帽子に仕上げることができるという事を学びました。そして、サイズやバランスが合っていない帽子は、どんなに素敵でも着用してもらえなくなるという事も学びました。ご注文を受け製作する際には既存のデザインのイメージを大切にしながら、お客様に似合うようバランスの微調整も承ります。
製作販売だけでなくお客様に長く心地よく着用できるよう、販売後の型直しやサイズリボンの交換などのアフターサービスも行なっております。
Première mainのアイコン
”Laurence(ロランス)"
私はソフトハットが大好きなのですが「もう少し柔らかい雰囲気で着用できる帽子が欲しい!」と考え生まれたカタチが、このLaurenceです。大きくとったドレープタックをキルトピンで留めつけ、フォルムに変化をつけたデザインが特徴です。
ブリムのカタチは3種類。お客様の需要に合わせて、常に進化をし続けるモデルです。
“Pascal(パスカル)”
どこかクラシックな雰囲気が漂うクロッシェ。
つばの後ろを持ち上げて、スポーティーな雰囲気で、キャップのようにも
つばを下げて、クロッシェのようにもアレンジ可能です。
実はこのカタチは、私が20歳の頃にデザインした帽子を今の気分に合わせてReデザインしたものです。好きなものは、何年経ってもやっぱり好きだと実感させてくれたデザインです。
“Scarf cap(スカーフキャップ)
機能的でエレガントを実現する、新鮮なキャップスタイルのご提案
「折りたためる素敵な帽子が欲しい。」というお客様からのリクエストで生まれた、スカーフのように頭に結びつけて着用する新しいキャップスタイルです。
その特徴はスカーフのようなシンプルな構造で平らに畳めること、そして頭に着せつけることで初めて帽子が立体になるということ。本来、帽子は頭という球体に沿わせるために、多くの曲線によるパターン(型紙)によって作り上げられます。このスカーフキャップは、今までの帽子の概念の真逆の構造である平らな一枚の布で出来ています。そして「結ぶ」というアクションによって、自然な布の流れのドレープが生まれ、帽子のかたちへと変化するのが最大の特徴です。
お客様は7:3の割合で、女性が多いです。
年齢層は20代〜70代までと幅広いです。
特徴としては、もちろんの帽子好き、ファッション好きな方が多いです。
「どんな帽子が似合うかわからない」「帽子が似合わない」という、帽子に苦手意識を持つお客様にも、実際に試着体験を通して丁寧に接客することで、購入へつながることも多いです。
そして、サイズオーダーが可能で56cm 〜62cmと幅広く対応しています。そのため、自分に合う心地いいサイズが見つからないというお客様にも支持いただいています。
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