ブランドについて
クラシックなスタイルを基本に、生活の中に美しく溶け込むデザインの帽子やヘッドピースをデザインする。
40’や50’の雰囲気を漂わせたクラシックな帽子やヘッドピースを、ビンテージ素材や現代の素材を使って手間暇を惜しまず作るオリジナルブランド。
繊細な手仕事によって、古き良き時代の機能美や優美さを表現。
ブランド名は最古のジャムに使われたといわれる房スグリから得たもの。スグリのように時間の経過と共に色あせず、魅力を増すようなスタイルを提案し続けたいと考えている。
ブランドオーナーについて
佐々木 恭子
KYOKO SASAKI
青森県出身。植物や動物に囲まれた幼少期をすごす。
文化服装学院卒業後、サロン・ド・シャポー学院にて帽子作りを学ぶ。
オートクチュールの帽子メゾンでの経験を経て独立し、
フリーの帽子デザイナーとして活動。
2002年よりオリジナルブランド Sugri をスタート。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
手間暇をかけ、身につけた瞬間に幸せを感じられるものを作りたい
元々古い時代のものが好きで、学生時代は40'や50'のファッション誌の中の服や帽子に魅了され影響を受けていました。服飾か帽子か、どちらの道に進むかと考えた時に、全行程を一人で完結できる帽子をつくることに魅力を感じ、今に至ります。
ブランドを立ち上げた当初は、デザインにバイヤーさんの意見を取り入れ、手仕事にこだわりながらも量産できる商品を作る必要がありました。その為ある時に、誰もいいと思わないものが出来上がり、それを機に自分がいいと思えるもの、自分にしか作れないものを作りたいと考えるようになりました。
ファッションだけでなく、家具や食器も、好きなものを使う瞬間はとても幸せです。
ビンテージのものは、作りが丁寧で、糸や生地の風合いが現代のものとは異なります。
Sugriの帽子やヘッドピースは、そういったクラシックの雰囲気でありながらも、現代のスタイリングに合わせても浮かないようにデザインしています。
掃除をする時とかおしゃれをして出かける時、結婚式にお呼ばれした時、家で普通にくつろぐ時やガーデニングをする時、いろんなシーンでその作業だったり、そのシーンが楽しくなるものを作りたいと考えています。
素材も作り方も流行にとらわれないクラシックなものづくり
Sugriの製品は、帽子なら春夏は麦など様々な天然素材の製品が中心となり、秋冬はウールやフェルトなど洋服と同じような生地のものが多くなります。どちらの場合も、デッドストックの素材と現行の生地やブレードを組み合わせたり、余白にアンティークのパーツを取り付けたりして、手に入った素材から作りたいものを考えています。
また、街を歩いていて遠目から「素敵な帽子をかぶっているように見えた人」を、こんな帽子だったら素敵だなと想像し、イメージを再現しながらデザインすることもあります。
基本的にはアトリエで作業をしますが、麦わら帽子などの決まった工程は職人さんにお願いもしています。ヴィンテージの天然素材の材料はすごく貴重で、そういう素材を使って昔の模様を時間をかけて再現することもありますが、職人さんが大変すぎるので数多くはできません。
素材ごとの風合いを大切にしたいので、通常麦わら帽子の仕上げに使われるノリは裏面に最低限薄く塗るだけにしています。時間と手間をかけて作るので、他にはないものを作りたいと思っています。
限られた職人しか縫えない、4mm程の幅の細いストローで作るモットルガーデンはブランド初期に発表して以来の定番人気商品です。エレガントでアンティークライクなデザインですが、ガーデニング用というコンセプトで、作業しやすく視界を遮らない様クラウンは4cmと浅く、肩先まで日除けするよう広めのブリムで実用的。両サイドに通り、脱げないよう帽子を固定するグログランリボンがクラシックな装いを完成させます。
帽子は、天然素材のものは春夏にかけて、フェルトなどの生地ものは秋冬に求められることが多いです。年齢は幅広く、20代~80代ぐらいの女性いらっしゃいます。
カチューシャなどのヘッドピースは完全に手作業の製品です。
着物との相性もよく、ヘアスタイルにこだわらずお洒落に使っていただけます。特に年配の女性は髪のボリュームや白髪が気にならなくなると好評です。
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