ブランド立ち上げのきっかけは私、ブランドマネージャー吉田の12歳のころからのひどい肌荒れによる、自身と肌に対する強いコンプレックスでした。
「このひどい肌をどうにかしたい」と病院やエステでの治療、肌を隠すための化粧品に多くのお金と時間を投資しました。
それでもなかなか肌悩みを解決することが出来ず、厚いベースメイクを施すことで素肌を隠し、ごまかし続ける十数年を過ごしました。
「肌質だから仕方ない」と多くの人に言われ、苦しみましたがそれでも私の肌を少しでも良く見せてくれる"化粧品"が大好きで、新卒で化粧品業界に入りました。
美容や肌にもう1度向き合い、製品づくりの過程を見たり、化粧品原料の産地に出向いたりするなかで「人の肌は十人十色で、合うものも人によって違う」ということに気づき、一人ひとりに合った「美容成分」の源である「原料」を見つけることが、肌悩みを解決する1つの方法なのでは、と思いました。
しかし、一般的に化粧品は色々な成分が混ざり合った状態です。大量に書かれた化粧品の全成分表示の中から何が自分の肌に合ったのか、合わなかったのか、原料単位で特定することは不可能だと思いました。であれば、徹底的に配合するものを削ぎ落し、肌に合う、合わないを特定できる化粧品をつくれば良い。
「原料単位で選ぶ」という新しい選択肢を提案することが出来れば、もう「化粧品選び」に悩まない未来をつくれるのではと、考えました。
そして、1つ1つの原料に特化し、その質を徹底的に追求した「unito」が誕生しました。肌は十人十色で違うことはあたりまえで、同じ人であっても年齢や季節、環境などによって肌悩みは日々変化します。”原料”で選ぶ、という考え方が肌悩みにも寄り添えると信じ、トレンドに留まらず廃ることのない持続可能なスキンケアブランドになることを目指しています。