ブランドについて
日本人オーナーがベトナムでカカオの栽培からチョコレートになるまで一貫して行う。ベトナムのカカオ農業の美しい将来のために。
ベトナムのカカオのフルーティーな酸味と香り高さが特徴。保存料や添加物は使わず、シンプルでナチュラルに最大限にカカオの美味しさを引き出している。
コーヒーや胡椒等のベトナムの農産物と合わせたフレーバーや、ソルトキャラメル等の人気フレーバーもご用意。
ビーントゥバーチョコレートならぬ「カカオ農業」から手掛けるファームトゥバーチョコレート。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
■ベトナムと起業の縁
大学でベトナム語を専攻し、ホーチミン市に1年間留学した。急成長直前のエネルギーに満ちたベトナムで濃密な時間を過ごす。
卒業後は旅行会社で欧州を担当したが、ベトナムとの縁は再び巡ってきた。転職を経たのち企業の駐在員として2011年からホーチミン市に移住。新規事業立ち上げを担当し、「ゼロから成長させる苦労と喜びを知った」。
成長するベトナムで何かしたいと考えていた時、友人から誘われ独立起業を思い立つ。
起業に際しての思いは「ベトナムの人々の顔の見える仕事」「ベトナムの発展に貢献できる仕事」だった。
■カカオと偶然の出会い
はじめはベトナムの上質なフルーツを使ったジェラート店から始めた。ジェラート作りのためベトナムの上質な農産物にこだわるなか、ベトナム南部はチョコレートの原料であるカカオの生産地であることを知る。
カカオ豆を覆う果肉(カカオパルプ)の酸味のある爽やかな味わい。「ベトナムとの縁も十数年以上になるのに、こんな素晴らしい食材を知らなかった」ことに衝撃を受け、中南部のカカオ産地をめぐり始めた。
カカオは、知れば知るほど面白い食材だった。同じ品種でも土壌、枝切りや接ぎ木の方法で味は変わる。そして、カカオ豆の発酵、焙煎、コンチング(練り上げ)で、チョコレートの味わいも無数に違いが出る。カカオのもつポテンシャルの高さに惹かれた。
栽培農家の苦難も知った。価格は不安定で害虫や台風被害にも弱い。高品質でも買たたかれる事例も多く、手軽に稼げる作物へと転作する農家が増えていた。「良質なカカオをつくる農家に、見合う収入を確保させたい」と考え、べトナム産カカオを広める事業に取り掛かることになった。
■価値の創造へ
ベトナム産カカオとの関わりが深まるにつれ、自らの手でその可能性を広げ、ブランド力を高めることはできないかと考えるようになった。そして「カカオの感動を伝える場所」をつくることを決意。品質の高いチョコレートの生産しつつも体験型パークとしても内外にベトナムカカオの魅力を発信する場所「ビノン カカオ パーク」である。
設立認可に予想以上の時間がかかったものの、19年5月にパークのオープンにこぎつける。カカオ豆選びからチョコレートバー製造までを一貫する「ビーン(豆)・トゥ・バー(チョコレート)」のブランドは国内にも増えつつあるが、ビノンが行うのはカカオの栽培(農園)から製造(チョコレート)までの「ファーム(農園)トゥ・バー(チョコレート)」だ。
■想定外を超える
意気揚々とオープンしたものの、ゼロから始めたカカオ農園づくりは試行錯誤が続く。品質を追求し、カカオの木の植え替えも辞さない。
想定外の困難にも直面した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)だ。当初は、海外観光客をパークに誘致し、海外向けにベトナム産カカオとビノン・ブランドを売り込む方針だった。
オープンから1年にも満たずに方向転換を余儀なくされたが、逆に栽培と商品づくりに集中する機会となる。製造部門はISO(国際標準化機構)を取得。良品計画が展開する「無印良品(MUJI)」のベトナム1号店での商品販売の開始につながった。
■品質とブランド向上への努力
現在はベトナムへの観光客もパンデミック前のレベルに戻ってきており、開業当時を超えるクオリティの商品とサービスの拡大に全社一丸となり取り組んでいる。
2023年には世界的なチョコレート品評会である「インターナショナルチョコレートアワード」のアジア・パシフィック部門で入賞し製造部も自信をつけるが、慢心することなくさらなる向上を目指す。
■主力商品
BINONスティックチョコレート
1本20gサイズのスティックタイプの違ったフレーバーのチョコレートを8本セットにしたギフトに喜ばれる品。
シンプルでもっともダイレクトにベトナムのカカオの風味が伝わるダークチョコレートを
カカオ含有量65%と75%と85%で比較して食べたり、
ベトナムのフルーツのポメロのピールや、ベトナムコーヒーなどのフレーバーを加えた
チョコレートも入って、1箱でいろんなフレーバーを楽しむことができます。
BINON ピュア カカオパウダー(純ココア)
一口飲んだ時に驚くかもしれません、なんてフルーティーで奥深い味わい。
香料や添加物を使用せず、アルカリ処理をしていないのが特徴で、カカオの栄養素をそのまま残しています。
カカオパウダーは通常アルカリを加えて中性に近づけ、 まろやかで飲み心地のよくしますが、アルカリ化することにより、せっかくのココア本来の上品な酸味や苦味が消えてしまうことから、弊社はカカオ本来の味を大切にするために、カカオマスを油圧圧搾してカカオバターとココア成分と分離して作る製法でカカオパウダーを作っています。
アルカリ未処理なので、水に溶けにくくカカオ本来の栄養(ポリフェノール)と風味が、そのままのカカオです。
カカオの健康上の利点を生かした本来のカカオの風味を味わってください。
高カカオのチョコレートが好きな方はもちろんのこと、甘いものがすきだけど、素材にこだわって健康に気を使っている方々に喜んでいただいてます。
また、ビノンのチョコレートをもらった人にも喜んで頂けるように、パッケージにもこだわっていますので、ギフトとしてもお客様に喜ばれています。
「はじめて食べた時にそのフルーティーさと奥深さに驚いた」「甘さが控えめなので食べやすい」「もともとココア好きで色々と探していたが、良いココアに出会った、手放せない」などの、口コミをいただいています。
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