ブランドについて
フェアトレード専門店です。日々の暮らしに、世界とのつながりを感じていただけるお品を企画・輸入・販売しています。自家焙煎珈琲・セイロン紅茶・手作り雑貨など
フェアトレード、オーガニックの珈琲を自家焙煎しています。鮮度のよい珈琲をお届けするのがモットーです!
店主が長く滞在していたスリランカの茶園から小ロットで直輸入している紅茶・ハーブ・スパイスは、香り高くパンチのある味わいです。
ペルー、インド、バングラデシュの職人たちと二人三脚で作っている自然素材やエコ素材を使った雑貨はどれもユニーク。
ブランドオーナーについて
イマイ ナホコ
Nahoko IMAI
2010年7月に地元静岡市葵区にフェアトレードショップTeebomを開業。開業に備え、渡豪しシドニー大学大学院で社会企業について学ぶ。
約18年の海外滞在経験を活かし、ペルー、インド、スリランカなどのグループとフェアトレードのオリジナルの商品作りを行っている。
『継続は力なり』という言葉が好き。リスクをチャレンジに置き換え、失敗しても続けることをモットーとしている!
国立静岡大学非常勤講師、アフガニスタン復興支援特定認定NPO法人カレーズの会理事。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
5年間のOL生活を中断して、青年海外協力隊の一員としてスリランカに赴任したのは私が27歳の時でした。
田舎の村に配属され、村人たちの要望に応えようと現金収入を得られるための小さなプロジェクトを始めました。パッチワークやキルティングの教室をお寺の一角を借りて行い、できたものを都市部へ販売に行くという行商です。今から30年も前のことですが、当時はパッチワークもキルティングもスリランカでは珍しく、とてもよく売れ、小さなプロジェクトはよいスタートが切れました。それもつかの間、卸先のお店が私たちが作ったものをすべてコピーして販売を始めたのです。「もう、いらないよ」と言われた時の衝撃は今でも覚えています。それでも、まねされないようにいい商品を作ろうと皆で頑張り、新しい卸先も増やし何とか続けました。村の女性たちだけで続けられる仕組みを整えて帰国したのですが、実際私がいなくなると、商品を買い取ってもらえなくなり、無理な値引きを強要される、商品を納めても代金を支払ってもらえない状況になり、継続できなくなってしまいました。
村の女性たちは私にこう言いました。『ミスがいた時は、お店の人はミスだから取引をしたんだよ。私たちは田舎者で、貧乏で、無学で、英語も話せない、だから仕方ない』と。私はこの『仕方ない・・・』という言葉を彼女たちが使わなくてもいいようにしたい。そんな思いを持ちながら約20年途上国で仕事をしてきました。
長年お世話になった国々の小さな生産者とパートナーシップによってモノづくりをすることで、『仕方ない・・・』が『仕方なくない!』に変えられるようと、シドニー大学大学院で社会企業について学びました。そして、2010年7月から、皆が幸せになれるような仕組み&モノづくりを実践。
日々の暮らしの中で海外の小さな作り手たちのことを感じていただけるお品作りをしています!
『いつも手の届くところおいておきたい、生活の一部になるようなお品を提供したい』
この目標を実践するためには、私の考えを理解し、二人三脚でともに走ってくれるパートナーが必要です。大学院在学中に200以上のフェアトレードグループにアンケートを行った際に、この人たちとならいっしょにやっていけそうというインド、スリランカ、ペルーなどのフェアトレード生産者グループといっしょに製品作りをしています。
言葉、文化、育った環境すべてが異なり、しかも会ったこともない状況で、信頼関係を構築していくためには、まず、私のことを先方に知って信頼してもらう必要があります。製品作りを始める前に、私がどんな人で、どんな考えを持っていて、どんなことをしようとしているかについてたくさん話しました。そしてパートナーグループのこともたくさん話してもらいました。
そして、彼らの持っている素材、技術を最大限生かしながらも日本のマーケットで受け入れてもらえる仕様やデザインを提案し、試作を繰り返し、製品化しています。
時には、一度輸入をしたものをNGとして送り返すことや、何度チャレンジしても満足できる製品になっていないときは、現地のカウンターパートに日本に来てもらうこともあります。
そんなことを繰り返すうちに、お互いの信頼関係が構築され、それぞれが求めていることを理解し、生産者の技術と私の思いが融合した製品ができるようになりました。Teebomのお品、お選びいただけましたら幸いです。
◎手作り雑貨はフェアトレード生産者グループと二人三脚
フェアトレードグループが持っている技術を生かし、制限がある中で、できる限りの工夫を凝らしながら商品作りをしています。
天然素材やエコ素材などを用いて、長く受け継がれてきた技法や道具を使って、手仕事を大切にしている作り手、そこに大きさや色や品質に関して日本のマーケットに受け入れられるよう私の考えを加えています。
作り手は、インド伝統工芸の職人たちだったり、ハンセン病の患者たちだったり、バングラデシュの貧困層の女性たちだったり、ペルーのリモートエリアに住む先住民たちだったりと、大きな資本を持たない人達なので、ずっと使い続けてきた小さな道具や自らの手を使って作ることができる商品に限定されますが、手仕事から生まれるちょっとした個体差や色の出方の違いなども楽しんでもらえるようなモノづくりを心掛けています。
◎フェアトレード・オーガニックの自家焙煎珈琲
小さなロースターで毎日焙煎しています。
ですので、一度にお受けできるご注文は1~3キロ程度です。お店の方で珈琲豆を販売される場合は、挽いた状態なら2週間、豆の状態であれば1か月以内くらいに販売いただける量のご発注が適切かと思います。カフェの場合も同様かと思います。
焙煎度合いは、シティローストもしくはフルシティーローストです。コクや甘さを活かす焙煎をしています。
◎スリランカから直輸入している紅茶・ハーブ・スパイスはすべてオーガニックです。
小ロットで輸入をしています。鮮度のよい本物の紅茶・ハーブ・スパイスは香りがしっかりしていてパンチのある味わいです。香料などは一切使用していません。抽出しやすく、取り扱いやすい、ピラミッドタイプのティーバッグを使用しています。
静岡の実店舗や自店のオンラインショップでこれまで販売をしてきました。購入層は8割が女性。20代~70代と幅広い層に支持されています。お客様の特徴としては、ご自身の中にモノを購入することやライフスタイルに信念があり、自身のアイデンティティの一部として当店のお品を購入する、している方がとても多いです。
【珈琲・紅茶など】
圧倒的にリピーターです。特に珈琲に関しては、開店からずっとご購入いただいているお客様がかなりいらっしゃいます。珈琲・紅茶など銘柄・フレーバーなどは基本ずっと変えないでいます。嗜好品だからこそ、変えずにずっと同じ味をお出しし、生活の一部にしていただいています。*ですので、素材が入手できないときは、短期間であれば代替品を用意せず、欠品になります。
【雑貨・服飾雑貨類】
手提げ、ポーチ、ハンカチなどの布小物やアルパカの手編み・手織り物は、少ロットもしくは同じお品が2つとない一点ものです。また、アップサイクルした素材、手仕事により個体差などを商品の付加価値として楽しんでいただける方が主な購入層です。
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