麻文化のリバイバル
12,000年前、日本の人々は稲作よりも早く麻を栽培していました。
麻は、生命力が強く、肥料や農薬不要な植物。
痩せた土地や水が少なくても2〜3ヶ月で育ち、人々の生活に深く根ざしていました。
平安から鎌倉時代にかけて、その麻の象徴とも言える「麻の葉文様」が誕生します。
この文様は、麻の歴史の長さとその重要性を今に伝えるシンボルとなりました。
しかし、時代が流れ、現代に至ると、麻という素材とその文化は、現代社会の急速な変化により、その価値を見落とされがちです。
一方、世界に目を向けると、麻は建材や燃料、衣服、医薬品、スーパーフードとしても、重宝されたエコロジーでサスティナブルな機能性自然素材。
日本人として、麻の持つ素晴らしい特性とその豊かな歴史を思い起こせば、私たちはその再評価と再発見の必要性を痛感します。
私たちは、過去を尊重しつつ、未来への橋渡しとして、世界に通用する麻文化のリバイバルを目指し、このブランドを立ち上げました。