地域の人のつながりから作られる、三瓶山や大田市の風景が見えるアロマ商品。
地域にはびこるセイタカアワダチソウを刈り取り、蒸留し、精油を使った商品開発をしています。
この国内初の取組をするにあたり、クラウドファンディングを実施、大田市内外より沢山の方からのご支援をいただきました。
口コミなどにより、花の刈り取りや蒸留作業などへの協力を申し出てくださる方も年々増え、
今年3年目を迎えました。
この取り組みに共感し、メインビジュアルを撮ってくださった三瓶出身の広告写真家・藤井保さんからは、
こんなメッセージもいただきました。
「SANBE セイタカアワダチソウ プロジェクトに寄せて」
「長い間、写真を撮ることを職業として確信していることがある。
同じ風景は二度とないこと。
自然も人も時間の中で変化すること。
そして対極と思われる現象の中に物事の真理が潜んでいること。
闇があるから光が見える。
静があるから動が生きる。
善と悪、無と有、障害と才能も実は紙一重の内にある。
接する人と環境によってその価値は大きく変わっていく。
このセイタカアワダチソウも嫌われ排除されていた存在から収穫して生活を豊かにする物へと生まれ変わっている。
このプロジェクトはビジネスを超えたビジョンに向かって進んでもらいたいと思っています。
(中略)
現在は三瓶山西の原を中心に、周囲の遊歩道、中国自然道、そして登山道と歩きながらの撮影を進めています。
子供の頃から慣れ親しんだ三瓶山ですが新たな出会いと感動もあり
メンタル、フィジカル共にリフレッシュ出来る大切な仕事となっています。
実はこのプロジェクトを一番楽しんでいるのは、この私なのです。」
2022 秋 写真家 藤井保