岩野久美子
Kumiko Iwano
岩野久美子(いわの くみこ)。株式会社ezu 共同創業者/デザイナー。1300年の織物の町、群馬県桐生市に生まれる。服づくりは学校で習わず、家庭用ミシンで縫い、フランスの蚤の市で買った100年前のドレスを糸一本ずつほどいては縫い直すことを何十着も繰り返して覚えた。2009年、桐生で「リップル洋品店」を始動。2024年に「ezu(絵図)」へ改名し法人化。ものづくりはデザイン画ではなく一枚の絵から始まり、絵を布に、布を服に仕立てる。染めも自らの手で行い、独学から24年、藍染め・籠染め・反応染を使い分けて1万色を超える色を生んできた。一度つくった形は廃盤にせず、20年前の服もいまもつくり続ける。香港、バンクーバー、ニューヨーク、パリで発表を重ね、近年はモンゴルの工房と冬の素材の作品づくりを進める。画家として個展を重ね、2021年に書籍『ひとつずつの色 ひとつずつの形 ひとつずつの生き方』を出版。