ファウンダーが固形石鹸を使い始めたのは、泡の優しさと泡を作る事に魅力を感じたのがきっかけでした。泡というのは五感(触覚・嗅覚)に触れるものであり、泡によってきれいになることへの癒しと、心が安らぐような作用があるのではないかと思っています。
コールドプロセス製法の石鹸は素材によって泡と洗い心地の違いが顕著に出る製法であり、優しい石鹸を求めているうちにいつしか石鹸を使うだけでなく、作ることを始めていました。
作り手としての探求心と使い手としての洗い心地をを楽しめる、石鹸にますますはまっていくのでした。
2015年に長野県富士見町に移住し、素材や素材を作る土地・人とのつながりが出来、また素材にまつわる様々な課題を知ることとなりました。
高齢化・耕作放棄・次の世代への継承…
石鹸屋としてできる事は時間をかけて培われたものを生かし、次につなげる事ではないかと考え、地元素材を生かす石鹸ブランド「HOUR SOAP」を立ち上げました。
石鹸のもう一つの魅力として、泡となって消え、余計なものを残さないことだと思っています。
それは環境への配慮にもつながるのではと考え、出来るだけローカルな素材の選定や取り組みに特化したモノづくりを進めることで、この土地の環境をよりよくするコトを目指しています。
【HOURのモノづくりのミッション】
LOCAL MADE SOAP
地元素材を生かし、地元の人たちのスキルを活かしたモノ作り
【HOURの3つのブランドコンセプト】
「泡」
高品質で安心な素材の石鹸を自分のために泡立てる時間が生活の一部となってほしい
「時間」
時間をかけて土地・人が培ってきた素材とモノづくりを通し、地域問題に向き合い次の世代につないでいく
「私達」
地域内の様々な立場・世代の人との関わりからモノを作り、地域資源を生かしていく