ブランドについて
「"可愛い"で地球を守る」 をコンセプトに、海岸に漂着した海洋プラスチックを素材にした、ハンドメイドジュエリーを製作しております。
素材は、海洋汚染の要因とされる海洋プラスチック。チームメンバー自らで回収を行い、洗浄、粉砕をして、ときめきいっぱいのエコジュエリーに。
海洋プラスチックの個性を活かすため、溶かしたり着色は一切せず、素材に合わせて、一点一点デザインしています。回収から製作まで全ての工程が手作業です。
海洋プラスチックの色や形、質感は様々。その組み合わせにより幅広いデザインが生まれるため、客層に関わらず、誰もがきっとお気に入りを見つけられます。
ブランドオーナーについて
山崎 姫菜子
Yamazaki Hinako
幼い頃より「環境問題をなくしたい」という思いを抱き、得意分野であったハンドメイドやファッションの文脈をかけあわせ、2019年に海洋プラスチックジュエリーsobolonを立ち上げる。長年向き合う中で辿り着いた「環境問題は人の心がつくっている」という自身の視点から、一人ひとりの小さな幸せを最大化することに焦点をあてている。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
ゴミをゴミとして見るのではなく、大切な地球の一部として扱いたい。
そんな思いが、sobolonの根底には流れています。地球を汚染する海洋プラスチック、それを発生させる私たち人間。これらを否定するのは簡単ですが、それでは豊かな社会は築けない。「あってはならないもの」「なくすべきもの」として、これらを見つめるのではなく、ネガティブな側面を持つからこそ生み出せる、感動やときめきに価値を見出だし、これらと共存・循環していくことをsobolonは目指します。
きれいにしたいのは「人の心」
環境問題をつくっている根源は何か?という問いを深掘りしていくと、最後は「人の心の在り方」にたどり着きます。便利さ、合理性、資本主義にすっかりと飲み込まれた現代社会では、目には見えない小さな美しさや輝きが見落とされがちです。大きく成長した経済の裏で、その代償として、置き去りにしてきてしまったのが地球環境。物理的な環境活動を行っても、社会をつくる私たち人間の心が歪んだままでは、豊かな循環社会は実現されません。このような考えから、私たちsobolonは、地球環境をきれいにする環境活動以前に、人の心に寄り添い訴えかけるアート活動という立場で、取り組みを行っています。
sobolon=【そぼろ】・・・ぼろぼろ、みすぼらしい、の意。
sobolonという名前は、上記に意味する「そぼろ」という言葉に由来します。本来、森羅万象、すべてのものに唯一無二の価値がある中で、たった一つの物差しにより価値がないとされてしまった「そぼろなもの」たち。海洋プラスチックもその一つです。この「そぼろなもの」に価値を見出せる視点を持つ人が増えていったら、この社会はもっと豊かに調和していくはず。そんな願いを込めて「sobolon」と名付けました。
01海洋プラスチックの回収
素材となる海洋プラスチックたちは、チームメンバー自ら拾いに行っています。月に一度ほど、海なし県の岐阜県から愛知県や福井県、石川県の海に海岸清掃へ。もちろん、素材以外のゴミもできる限り回収し、その日訪れた海岸をきれいにするという心づもりで取り組んでいます。
02海洋プラスチックの分別・洗浄
回収した海洋プラスチックたちを持ち帰り、硬さや大きさごとに分別し、洗浄していきます。この時、水を汚してしまう洗剤や漂白剤はできるだけ使わずに、水洗いを繰り返し手作業で丁寧に汚れを落としていきます。
03海洋プラスチックの色分け
洗浄したプラスチックたちを色ごとに分別していきます。きれいになったプラスチックたちは、もともとゴミだったとは思えないほど色とりどりで、この時点ですでに可愛いのです…!この子たちが新しい形に生まれ変わって、かつての現役時代のように人々を幸せにできるようになればいいなあと思いながら、仕分けをしていきます。
04海洋プラスチックを細かく粉砕する
色分けしたプラスチックたちをジュエリーの素材として使えるよう細かくしていきます。粉砕といっても全て手作業で、数種類のハサミを使って3~10mmの大きさにひたすらカットしていきます
05ジュエリーのデザイン・製作加工
きれいにした海洋プラスチックたちを、レジンといって光で硬化する透明の樹脂で硬め直していきます。その際、ラメや貝殻のかけらなども一緒に入れ込んで、キラキラのジュエリーらしい印象に。白や黒など、同じ色味のプラスチックが多くある場合は同じパターンのデザインを作れますが、基本的に色物はその濃淡や明度にかなり幅があるため、sobolonの商品は一点物デザインがほとんどです。
06ジュエリー完成
製作したパーツにアクセサリー金具を取り付けてsobolonジュエリーの完成です!
デザインへのこだわり
海洋プラスチックでジュエリーを作ると決めてから、色々な方法を試し、試行錯誤を繰り返してきました。ようやく今の形にたどり着き、sobolonとして商品をリリースしてからも、デザインのパターンは年々ブラッシュアップされいます。それは、一番に「可愛い」という感動を届けたい!という思いがあるから。どれだけ環境に配慮された製品であっても、それが純粋に美しいと思える物でないと意味がない。可愛くて可愛くて、心がウキウキしてしまうような、そんなジュエリーを生み出し続けていけたらと思っています。
sobolonを通して変化されるお客様は2通りいらっしゃいます。
一つ目は、「自分のために」から「地球のために」という変化。
最初は純粋にデザインに惹かれて。可愛い!と感じて。自分自身のときめきや喜びをきっかけに足を止めてくださったお客様が、sobolonを通して「地球のために」という視点に出逢われて、環境問題やエシカルなライフスタイルについて考えるようになり、日々の暮らし方、物の見方が変わったという嬉しいお声もよくいただきます。
二つ目は、「地球のために」から「自分のために」という変化。
既に環境問題やエシカルなライフスタイルについて関心がある方の中には、自身に我慢や禁止を強いて窮屈に感じてしまっている方も少なくありません。しかし、sobolonとの出逢いを通して、地球にやさしくありながらも、まずは自分自身が純粋に楽しむことが大切なんだ!と、より持続可能で健康的なスタンスに気づかれる方も多くいらっしゃいます。
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