■生豆について
各国で定められている規格より、さらに高い規格の生豆を選んでいます。
そのためには信頼できる生産元から生豆のサンプルを取り寄せ、厳しく選んだ満足できる生豆だけを仕入れています。
満足できない生豆はいっさい使用していません。
もちろん、生産農園には事前に足を運ぶようにしています。
また現地の人と親しく交流をし、生産にかける気持ちや農園の珈琲の特徴、産地についてよく知ることを心掛けています。
■焙煎について
本社の1階工場にある焙煎機を使用し、焙煎を行っています。
使用している焙煎機は1度に60~70kgの豆を焙煎できるフジローヤルの大型ロースターです。
豆によって適した焙煎時間や湿度が異なるため、一度の焙煎でベストの状態にするには難易度が高く、焙煎技術が必要です。
珈琲の味覚の50%以上は焙煎によるもの。
焙煎はその日の窯の調子や、その日の天気、気温、あらゆる環境によって慎重な調整を必要とします。
味に影響するあらゆる要素に最大の注意を払いながら日々焙煎を行っています。
50年近く親しまれてきた味を安定してお届けするために、長年培ってきた焙煎技術を丁寧に守り、受け継いでいます。
■ブレンドについて
複数の銘柄を生豆の状態でブレンドしています。
調和的で一体感がある、まろやかな奥深い味わいになります。
豆の焙煎度合い=色合いが同じになるのでお好みの焙煎度でコーヒーを選んでいただくことが可能になります。
後で味のバランスを調整することが難しいため、その時の生豆の状態や銘柄の比率を慎重に見極めています。