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FANO

ファーノ

販売元

株式会社カミーノ

〜1,000

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エコフレンドリー

ハンドメイド・クラフト

ソーシャルグッド

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商品一覧

ブランドについて

折り紙だった時のテクスチャーが感じられる折り鶴再生紙は、ヒノキの間伐材を利用した持ち手など各パーツと職人の手仕事でFANOへと組み立てられます。

FANOや同じく折り鶴から再生されたプロダクトの収益の一部は社会貢献活動「ONGAESHIプロジェクト」として、ウクライナ復興支援など社会貢献に充てられます。

ブランドオーナーについて

深澤幸一郎

KOICHIRO FUKASAWA

Camino（カミーノ）CEO。大学卒業後、外務省に入省。本省（北米第二課、国連行政課、海外広報課）、在イギリス日本国大使館、在ガーナ日本国大使館等に勤務。在職中、途上国勤務において内戦や誘拐事件における邦人保護を経験するとともにアフリカや東南アジアのゴミ廃棄問題に強い関心を持つ。2002年に退職後、日本企業の海外向けPRマーケティング会社を設立。2015年に環境配慮型素材ベンチャーである株式会社カミーノを設立し現在に至る。山梨県出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ケンブリッジ大学修士。趣味は外国語落語（英語・仏語）。日本伝統の庶民の笑いを世界に広めるべく国内外で公演を行っている。

ブランドストーリー

なぜやっているのか

なにをやっているのか

製品へのこだわり

どんな方に支持されているのか

なぜやっているのか

折り鶴再生プロジェクトとFANO の誕生

広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」には、毎年世界中から平和への祈りが込められた千羽鶴が1,000 万羽、重さにして10 トンにもなる折り鶴が贈られます。しかし、2011 年には折り鶴が約100 トンにもなり、広島市もその保管場所にも窮するいう状況から、それまでの「折り鶴の長期保存」に代わる取組として、「折り鶴に託された思いを昇華させるための方策」を、広く市民からアイデアを募ることになりました。

折り鶴には、テグスやビーズ、メッセージを書いた布など、紙以外の素材も含まれています。リサイクルするために、これらの素材はすべて手作業で取り外されていました。そんな中、難処理古紙に強いリサイクルパルプメーカーの「自動的に異物を除去する技術」を応用することで、作業の大幅な効率化を実現し、再生紙や再生繊維として、折り鶴に再び命を吹き込むことに成功しました。

なにをやっているのか

平和の思いを循環させるために必要なこと

素晴らしい価値のある再生製品があっても、より広く社会に受け入れられるには、それだけでは足りません。美しくデザインされ、機能性に優れたものでなくてはなりません。そこで、「TAKEO KIKUCHI 」ブランドをチーフプレスとして支え、2005 年には環境に優しくスタイリッシュな紙皿「WASARA 」を発案・プロデュースした田辺三千代氏に協力を依頼しできあがったのが丸型のデザイン扇FANO なのです。

製品へのこだわり

FANO PEACE Ver.

スタート時から販売するFANOのオリジナルバージョン。

折り鶴再生紙から作られた扇面には大きくPEACEの文字、その裏面には折り鶴から作られた紙であるというメッセージが入っています。持ち手の部分の素材は間伐材で、側面にはFANOの刻印入りです。扇部分と同じ折り鶴再生紙製の紙ケースが付いています。

FANO PLANE

ワンポイントの折り鶴マーク以外、デザインを排除したミニマルなデザインの「FANO PLANE」。折り鶴再生紙のテクスチャーが最も活きています。

共通の扇面に対し、扇の纏め部と紐のカラーは3色(

BLACK・RED・WHITE）から選べます。

FANO 中村橋吾 Ver.

中村橋吾バージョンは、FANOアンバサダー中村橋吾氏が歌舞伎の化粧道具を混ぜて描きあげた「化粧画」を元にデザインされた特別バージョンです。

どんな方に支持されているのか

国境を超えるデザインと平和への願い

FANOの原型は、2014年8月15日の終戦記念日、フランスのアビニョンのアンティークマーケットで出会った、約100年程前の何かののイベント開催時に配られたノベルティです。それは1900年頃のフランス絵画の印象派に属するアーティスト達が「ジャポニズム」に熱狂し、日本の文化を彼らの作品の中に表現した時代でもありました。

現在も広島には世界中から千羽鶴が平和の祈りと共に贈られています。そんな素晴らしく思いのこもった折り鶴から作ったFANOが、かつて日本から海を渡ってヨーロッパで評価された作品の数々が時を経て日本に持ち帰られた様に、平和の風を世界中に届けることを願っています。