#wakami PJにおいて最初に行われたのは、紙に携わる2社らしく、オリジナルの紙を作ることでした。
1つ目は、「#wakami_torinoko」。
過去に当時の高級食材であった卵になぞらえ、「紙の色 鳥の卵の如し」という表現から名前が付いた最高級紙「鳥の子」を、保存性や艶やかな再現性といった、当時から持つ機能をそのままに現代に再現しました。
多様化するインクを中心とした現代の文具への適合と、和紙特有の保存性を大きな特徴として、未来にこの紙を伝えていくこととしました。
2つ目は、「#wakami_sutenai」。
「紙は循環する。」という、日本の水や資源が可能にした和紙独自の性質のコンセプトのもと、近年叫ばれている「環境問題」に取り組む中で開発されました。
この紙は段ボール20%、その他工場内古紙を中心としたオール古紙で構成されています。
更には、古紙回収のプロである坪野谷紙業をPJチームに迎え、オフィスから出るゴミを資源にすべく複数の企業にて分別・回収を実施。
2024年までには段ボール20%、工場内古紙60%、オフィスから出た資源20%にて構成された紙の実現を目指しています。