「すべての犬猫が長く健康にいられるように」
MEDICAT/MEDIDOGは代表田中のそんな想いから始まりました。
きっかけは、愛猫が病気になったこと。
当時は治療法がない病気に罹り、医者から余命宣告を受けました。
私自身、薬剤師で医療従事者だったにも関わらず、病気の進行が早く、みるみる弱っていく愛猫の姿をただ見ていることしかできずに、そのときはとても苦しく、やるせなさを感じました。
死に物狂いで治療方法は無いかと探し、日本では認可されていない治療薬を見つけ、試したことで、愛猫は回復することが出来ました。
しかし後遺症かは不明ですが、愛猫は今でもアレルギー体質が残り、皮膚や肉球が荒れやすくなってしまいました。
このような経験をしたことで、「これまで人のために培ってきた自分の医療知識を、猫に活用できないか」「猫が病気にならない環境をつくることができないか」と思うようになりました。
ペット業界では現状、人間に比べ予防の概念が浸透しておらず、生活習慣で防げるような「ならなくてもいい病気」が蔓延しています。動物病院の受診理由を調べたある調査では、皮膚炎が上位を占め、猫で2位、犬では1位でした。
猫や犬の皮膚はとてもデリケートで、皮膚の厚さは人間の3分の1ほどの薄さしかありません。人間の皮膚と構造は同じですが、層が薄いので蓄える水分の量も必然的に少なくなり、乾燥しやすくなります。
また体温も高いため、蒸発しやすい状態です。
だからこそ保湿や日々のスキンケアが感想を予防する上で重要になりますが、どれも死に至るような病気ではないため問題視されていないのが現状です。
そこで私は「ペットウェルネス」を追求し、全ての猫や犬が健康な一生を過ごすことで、少しでも長く飼い主との時間を過ごせるようにしたいと思い、MEDICAT/MEDIDOGを立ち上げました。