日本の誇り、天然記念物・土佐犬を足元に。 戦後の日本で生まれた「スカジャン」の歴史を、現代の靴下に落とし込んだ特別な一足。今回のモチーフは、昭和12年に国の天然記念物に指定された「土佐犬」です。 ブラックのボディに、和テイストに身を包んだ土佐犬が堂々と鎮座。ピンクの牡丹があしらわれ、力強さの中にも粋な遊び心を感じさせる、まさに足元のミニチュアスカジャンです。 受け継がれる、ジャポニスムの精神 明治時代、世界を驚かせた日本の美意識「ジャポニスム」。その精神は戦後のスカジャンへと受け継がれ、今また新たな形で蘇ります。 スカジャンは、駐留米兵の記念品として鷲・虎・龍などのオリエンタルな刺繍を施したジャケットから始まり、1950年代には米軍基地での正規納入品となりました。やがて横須賀基地周辺で「スカジャン」として日本の若者にも愛されるように。この歴史的な衣服の歴史を、１足に表現しました。 土佐犬への敬意、細部に宿るこだわり モチーフの土佐犬は、有史以前から日本民族の伴侶として生き続けてきた、犬の原種に近い立耳巻尾の中型日本犬。 粗食に耐え、主人に従順で、外敵に対しては勇敢に立ち向かう、まさに侍の精神を体現する存在です。その凛とした姿を表現しました。 履き口には、スカジャンの袖口を再現した起毛素材を採用。黒地に赤のラインが入ったこの部分は、本物のスカジャンを彷彿とさせる仕上がりです。スカジャンの質感を足元でも楽しめるよう工夫しました。 スタイリングの新たな可能性 デニムやチノパンの裾からチラリと覗かせれば、さりげない個性を演出できます。あえてサンダルと合わせて、和モダンな足元を楽しむのも粋な着こなし。隠れたアクセントとしても活躍します。 日本の伝統と現代のストリートカルチャーが融合した、唯一無二の一足をお楽しみください。