パラフィン技術が初めての方でも上手に厚みが作れる低融点のODT（導入専用）パラフィンパックです。デリケートで乾燥しがちな、まぶたや唇にも使用できます。パラフィンによる温熱効果、密封効果等により、下地として肌に馴染ませた導入用エッセンスが皮膚内部に浸透します。また、パラフィンの効果は、汗や皮脂の分泌が促進され、結果的に汚れを除去できます。 【使用方法】 １）導入剤の投入前に肌を清潔にします。 ２）導入剤は油溶性・水溶性成分のいずれでも構いません。 ３）フェイスラインに沿ってラップで保護し、生え際の髪が隠れるようにします。 ４）メルティングユニット（溶融させる設備）を用い、そこから小ボール約2杯を取り分け、約41℃の適温にしておきます。 ５）施術者は、あらかじめ楕円形のアイパットを２枚作り、目の上に載せます。そしてラップと肌を固定するようにパラフィンを輪郭から塗っていきます。唇を除き、額からゆっくり（約38℃）と塗布していき、最後に唇を丁寧に塗布します。 ６）塗り残しがないことを確認した後、保温と密封を高めるため、約カップ１杯のパラフィンを上塗りします。約46℃のパラフィンを均一に、肌色が透けない程度白くなるまで塗って仕上げます。下塗りしているので多少熱くても大丈夫です。 ７）顔から外したときのパラフィンの重量が約60g〜80gになっているのが理想です。 ８）塗り終わったら、ラップで鼻孔を除き包み込みます。 ９） 塗り始めから約20分間を目安とし、その後、周りを浮かせながら外していきます。外しにくい細かい部分は上下に細かく動かしながら外します。そして最後に、ウェットコットン、ホットタオルで拭き取ります。