絵柄は『街中にある自然』をイメージ。
一点一点複雑な版の原画をおこし、半永久的に使用できるよう釉薬の下に絵の具を沈み込める技法で彩色されています。
スウェーデンではオブジェや食器を飾っておいたり、眺めていたりすることも“使う”と表現するそうです。
日本にはあまりなじみのないことかもしれませんが、何気ない暮らしを彩り華やいだ気持ちにさせてくれる食器です。
朝食のシーンに使用しやすいサイズ感に仕上げたプレートは、深さもあるので汁気のあるお料理にも便利な一枚です。
Fajans(ファイアンス)
Fajansシリーズは、ヨーロッパで発祥した「ファイアンス焼き」から影響を受け作られたシリーズです。
スウェーデンでも多くのデザイナーが魅了され製作した事でも有名な「ファイアンス焼」は、
繊細な淡黄色の土の上に錫釉をかけた陶磁器を指します。
本来は1100℃程の低火力で焼かれていることから、脆く普段使いには適さない食器です。
ポトペリーのFajansシリーズは10年かけて土と釉薬の研究を重ねて製作し、1250℃の高温焼成をすることで
器の耐久性を向上させ、「ファイアンス焼」の柔らかで温かみのある質感を持ちながら
現代生活に欠かせない電子レンジや食器洗浄乾燥機を使用できる素材に仕上げました。