ブランドについて
「大切なわたし 大切なあなた」身に着けた瞬間にあたたかく、心がほぐれる肌触りのアルパカニット
南米ペルーのアルパカ素材を使った靴下やインナーウェアを展開するニットウェアブランド
素材は全てペルー産で、製品のほとんどはペルーで製造。ペルーの貧困問題や都市と地方の格差問題に取り組んでいる
暖かく蒸れにくいアルパカ素材は冷え対策に最適。さらに薄くて軽いため、ファッション性も高い
ブランドオーナーについて
吉田 彩子
AYAKO YOSHIDA
株式会社蒔いて代表取締役。EAPメンタルカウンセラー・コンサルタント。津田塾大学国際関係学科卒業。在学中、国際協力をきっかけに、ペルーのアルパカ繊維産業に出会う。その後大手アパレルメーカーの生産を請け負う海外工場日本窓口として、デザイナーと工場の間を繋ぐ経験を経た後、2013年にMAITEを起ち上げ。スペインのバスク地方出身の夫と、0歳の娘と現在3人暮らし。東京都女性起業家支援プログラムAPT Women第3期採択。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
温かで肌触りの良いアルパカニットで「自分を大切にすること」を伝えたい
私がアルパカニットと出会ったのは大学時代でした。国際協力のボランティアで訪れたペルーで、貧困地域の女性たちとそこでアルパカの毛を使ったマフラーの編み方を教えている日本人女性に出会いました。抜群に可愛いそのマフラーは、首に巻くとびっくりするほど気持ちが良く、一瞬で魅了されたことをよく覚えています。
私はMAITEを立ち上げる前、会社員として忙しく働いていました。その頃の私はずっと低体温でした。そして周りを見渡すと、同じように朝から晩まで働き詰めで、自分の身体を酷使している人たちばかり。ある時ふと、スペイン人の夫から、「日本人は自分を大事にしない」と言われました。夫はとても上手に自分の時間を取っていました。仕事も残業はせず時間内に終わらせ、趣味や自分を労わる時間を取る。一方の私は、働いている時間が長くて、早起きして会社に行き、帰ってきて遅い晩御飯を食べて寝て、また朝から会社に行く生活。
もっと自分を大切にしなければ。私は生活を見直しました。そして、みんなが自分を大切にできるようにするために、何かしたい。そう思ったのが、MAITEでセルフケアの製品をつくるようになったきっかけです。やわらかい手編みのニットは、冷えた体を温めるだけでなく、その着心地の良さや肌触りを通じて自分をケアすることにつながります。
MAITEはバスク語で「Love」の意味を表す言葉です。読み方が「巻(ま)いて」とも重なり、アルパカマフラー100本を抱えて始まったこの取組みにふさわしいと思い、名付けました。ちなみにバスク語なのは、夫がスペインのバスク地方出身というところから来たものです。
100%ペルー産の素材を使い、ほとんどを現地で製造。貧困問題とも向き合う
MAITEは2013年、ペルーの貧困地域に住む女性たちが作る手編み製品を日本で販売し、売り上げを還元するところからはじまりました。
素材のアルパカ糸は全てペルーの紡績会社から購入しています。商品の製造方法や作り手は商品によって様々です。例えば、ネックウォーマーやショールの一部は、ペルーの職人さんによる棒編みやかぎ編みといった完全手編み商品です。一方のカーディガンは、機織り機のような手を動かしながら使う機械で作っている手編み商品です。ゴムを入れたり伸縮性を持たせる必要があったりする靴下や腹巻といった複雑な商品は、ペルーや日本の小規模な工場で機械を使って製造しています。
現地の紡績会社や職人さんは紹介や自分で検索して見つけて、1軒1軒足を運んでいます。本当にMAITEの商品をつくってもらえそうか、職人の労働環境は適切か。行ける時にはアルパカが暮らす標高の高い山の上まで行って、飼育環境や飼い主である先住民の人たちの暮らしを自分の目で見るようにしています。何度も会いに行って話をするようにしていることが信頼関係に繋がっているのだと思います。ペルー人はシャイな人が多いので、言葉で言ってくれることは少ないですが、明るい表情や楽しそうな様子が雰囲気でわかるようになってきました。
ペルーのアルパカ産業は都市と地方の格差問題や貧困の問題とも深く関わっているので、MAITEを通して販売を増やすことで、問題の解決に貢献したいと思っています。アルパカニットを中心に始まったMAITEですが、これからはより広く、セルフケアを軸に、自然素材をつかった商品やサービスで、社会に貢献していきたいと考えています。
他の獣毛素材と比べると、アルパカ素材は直毛でシルキーなため、チクチクしにくい素材です。動物の毛には、繊維の表面に「スケール」と呼ばれるウロコのようなものがあります。ウール(羊毛)は、このスケールがはっきりしているため、チクチクを感じやすいのですが、アルパカはスケールが少なく、表面がより平らです。このため、滑らかな肌触りとなり、チクチクは感じにくくなります。
【足の冷え解消に】アルパカのゴムなししめつけない靴下
「出かける時に履ける温かい靴下があまりない…」そんな声からできた、お家の中だけでなく、外にも履いていける温かい靴下です。ストレッチがきいていて、やさしくフィットしてずり落ちません。
介護用のしめつけない靴下からヒントを得て開発し、足をしめつけないので、履いているのを忘れるほど快適です。そして製造上どうしても必要な部分を除き、素材は100%ベビーアルパカ。アルパカならではのやわらかい肌触りを味わえます。むくみが気になる方や肌が敏感な方にもおすすめです。
<お手入れ方法>
普段のお手入れは、帰宅したら洋服用ブラシ等でホコリをはたいて下さい。汚れが気になる時は、ご家庭で手洗いが可能です。
【朝晩の冷え込みに】アルパカシルクの腹巻き
着ぶくれを心配しないで着られてしっかり温かい、アルパカシルク素材でできた腹巻きです。お腹を温めると、まるで1枚服を重ね着したように、身体全体が温かくなります。保温性にすぐれたアルパカ素材を贅沢に使用し、シルクを加えることで、糸をより細く。薄手ですが、アルパカの良い特徴を引き継いで、ジンワリと優しいあたたかさです。暑い時は熱を発散してくれるので、蒸れも気になりません。
<おすすめの着け方>
肌に直に着けるのではなく、下着などの上からの着用がおすすめです。素材が傷みにくいだけでなく、1枚空気の層ができることで、より暖かく着ることができます。
冷え性で悩む方が「暖かい素材」や「アルパカ素材」で検索してMAITEを見つけてくださることが多いです。また、身体を冷やさない方が良いとされる妊婦さんや、持病を持っている方が購入してくれることもあります。最近は男性のお客様も増えています。
製品は主に自社のECサイトで取り扱っています。他にも百貨店でポップアップ展示をしたり、セレクトショップに商品を置いて頂いたりしています。
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