ブランドについて
生活の多様性が進む時代に向けて、優しさと華やかさかを備えた侘び寂びの色彩で、お部屋の空間にアクセントを与える山中塗のライフスタイルブランド。
美しいグラデーションと変わり塗が融合するコントラストが特徴の山中塗。
暮らしの中に美しい石川県加賀市の季節や景色をモチーフにした、「鶴仙渓(かくせんけい)」「晩夏(晩夏)」「雪景色(雪景色)の3つのデザイン。
これまで目立つことのなかった吹付塗装職人の技術で仕上げた「漆器」とは思えないテーブルウェアとインテリアアイテムです。
ブランドオーナーについて
池田晃一郎
KOICHIRO IKEDA
石川県加賀市山中温泉生まれ。家業である山中漆器製造卸業を営む家庭で育ち、幼き頃より漆器とともに暮らし、高校卒業後に東京へ漆器を扱う問屋に就職。百貨店で漆器販売で培った経験をし、地元山中温泉に戻って家業を継ぐ。漆器生産高が日本一にも関わらず山中漆器という名前が知られていないことに疑問に感じ、山中漆器(山中塗)のブランド力を向上させるために、観光地として有名な山中温泉にある漆器として2022年5月に「iroikoi(いろいこい)」を立ち上げ現在に至る。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
山中塗のブランド力を向上させたい
山中塗(山中漆器)の製品は木製漆器とプラスチック成形からなる近代漆器の二つに分類される。木製漆器はここ数年の木の材料費が高騰し、これまで販売していた価格からの値上げにより販売しにくい状況に陥っています。近代漆器も同様で、プラスチック素材の高騰でこれまでの価格を維持することが困難な状況です。コロナ禍でおうち需要が増えていくことで、ギフト中心で生産されてきた山中塗を自分しか持っていない自己需要型として、これまでにない漆器市場を開拓するためにブランドを立ち上げました。
販売ターゲットを20代~40代の男女に絞って、百貨店や小売店への卸中心の商流をメーカーから直接ユーザーへ販売していきたいです。
山中漆器の生産地は加賀市山中温泉で生産されています。観光と産業が一体として地域経済を活性化し、観光客がお土産品として山中漆器を購入してほしい願いもあります。北陸新幹線金沢~敦賀延伸により加賀温泉駅にも山中温泉での観光だけはなく、山中漆器を買い求めに来ても漆器とは堅苦しいイメージを、漆器を知らない世代の人たちに地元の景色をコンセプトとしたデザインで華やかな漆器があることを紹介していきます。
石川県加賀市でのイメージ撮影やイベントへの出展
プロダクトが完成し展示会への出展でブランドの名前と特徴を紹介しております。これまで取引のあるお客様へのBtoBに加え、SNSでの発信を重ねることでブランドの世界観を高めていきます。
山中温泉にある漆器なので、地元温泉旅館やレストレン、和菓子店に協力を得てのイメージ撮影や使用例の紹介を継続してします。また地元で開催される販売イベントでは、まずは自分たちが住んでいるところに存在している工芸品を知ってもらうために出展しております。ECサイトの立ち上げやインスタグラムによる情報発信ですることで多様化する時代に、BtoCを今後増やしていきたいです。これまでの薄利だった大量生産から、数量は少なくても吹付塗装職人のモチベーションを高め、技術に見合った生産工賃を実現することができました。
山中漆器の近代漆器は生活の利便性(食洗器や電子レンジ対応)に長けております。量販店や多店舗有する生活雑貨店で販売している山中漆器は販売価格が安価です。一つ一つの商品価格はもっと高価でも必ず売れる商品ばかりです。少しでも山中漆器の価値を高める代表的なブランドに育てていきたいです。
石川県に、そして加賀市の山中漆器しかできない吹付塗装で仕上げた「iroikoi」が、本当に漆器の塗り?とは思わせない変わり塗やグラデーションを今後も職人さんと開発していきます。
石川県加賀市の美しい自然や季節がモチーフに
加賀市山中温泉に沿って流れる川の渓谷美を表現した「鶴仙渓」
渓谷の木々に雪が降り積もった景色に光が差し込んだ「雪景色」
加賀市加佐の岬海岸から見た幻想的な夕焼けの「晩夏」
三つの景色を基にデザインされた主なプロダクトは、
・両面塗装されたプレープレート
・外側はシンプルで内側は対照的な色彩の重箱
・表面に変わり塗を施し、わずかしか見えない裏にも、
グラデーション塗装した「皿」「鉢」「椀」「カップ」
プロダクト一つ一つに「侘び寂び」の美しい景色が感じることができる、器やインテリアとして使えるライフスタイルブランドです。
プロダクトを一見して「陶器?」を思われることがありますが、実際に持つと軽い。割れることを嫌う人は素材重視で購入される方が多いです。
「これが漆器?」とまず質問されることも多いですが、山中漆器の生産方法である「吹付塗装」で鮮やかに変わった塗を表現を好まれる購入されています。子供が小さいご家族でもご両親よりも子供が綺麗なので欲しいと購入もされます。
ターゲットを子供から40代のまでの漆器を漆器を思わせない世代に好まれるプロダクトです。ブランド立ち上げからのターゲット層にも合致したユーザーに受け入れられると現状では感じています。
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