【三ツ星弁当箱】は、本体は杉、蓋は桐、と2種類の木で作るわっぱ弁当箱です。
杉は爽やかな良い香りがあり、桐は調湿作用に優れているため、双方の良いところを活かして、ごはんをおいしく召し上がっていただけます。
曲木で作るお弁当には珍しい四角形で、四隅は大きなR30のカーブを描き、詰めやすく食べやすい形状となっています。
木を曲げる製法については、高級桐箪笥に装飾を施す際に用いるハチマキ製法を応用したもので、曲げたい部分にのみ刃厚約0.3ミリの鋸で溝を掘っています。
鋸の刃が極薄であることや、板を切断しないギリギリを狙うため、職人の手作業でなければ出来ない製法です。
接合部は、重なる部分をお互いに欠き込み、板一枚分になって接合されます。3つの丸は、接合部の補強のための木釘(きくぎ)です。
塗装は、液体ガラス塗装を施しています。液体化したガラスを吸い、木の中でガラス層を作るため、防汚性に優れ、洗剤洗いも可能となっています。(食洗機のご使用は避けてください。)
木の質感を残しながら、手入れがラクになっており、わっぱ弁当ビギナーさんやお忙しい方にもおすすめです。