ブランドについて
大成紙器製作所は、紙の道具「紙器具/しきぐ」を提案するブランドです。紙が暮らしに寄り添う道具として考え、その価値を再発見しつくられていく新しい日用品です。
古くから日本では手紙や箱、さらには障子や傘など暮らしのさまざまな場面に「紙」を取り入れてきました。私たちは現代に合った新しい紙の可能性を探求しています。
ノートや手紙のような「伝える」ためのものから、収納に適した「収める」もの、室内を調整する「設える」ものまで提案しています。
リサイクル性が高い「紙」という素材に、デザインの力を掛け合わせて展開。サスティナブル性とデザイン性の高さから欧州や米国での取り扱いもとても増えています。
ブランドオーナーについて
TAISEI
大成紙器製作所を立ち上げたTAISEI株式会社は、大阪を拠点とし、紙箱や紙管を中心とした印刷・加工の技術やそのネットワークを活かした会社です。また創業時の社名を掲げたブランドは、紙から生まれる文化を耕し、作り手と使い手をつなげる試みを目指しています。
https://www.taisei-shiki.jp/cms/wp-content/uploads/2023/10/2024_Wholesale_Product_Catalog-4.pdf
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
ブランドの運営母体のTAISEIは、B2Bの受注生産で化粧品や食品のパッケージを製作するメーカーです。1919年の創業から、創意工夫でお客様のご要望にお応えしていく中で蓄積された技術、そして多種多様なネットワークがあることが自慢です。紙加工は分業の産業。一つのものが出来上がるまでにさまざまな協力工場や、工房で加工が施されています。
しかし古くから続いた産業である一方で、近年統廃合が進んでいる産業でもあります。私たちは自分たちが旗振り役となって市場をスライドすることで、独自のノウハウを持つ町工場や工房に技術開発や仕事をおねがしていくことで、価格競争や統廃合に巻き込まれず、誇りを取り戻し再評価される環境を作れるのではないか?私たちは技術から新しい紙の道具を生み出したいという願いと共に、このような思いがありブランドを始めました。
「紙でできるもの」・「紙でよくなるもの」をモットーに、日本各地の加工をつなぎながら商品を開発しています。
紙ならではの質感や機能を活かして、暮らしの中に彩りを感じてもらうことを提案します。例えば、ファイルボックスといえば樹脂製で無機質なものが多い中、私たちの商品は色とりどりながら、紙の特性である他の素材とも馴染みやすい点で、色があるものを自分らしく取り入れられるようになっています。テレワークが普及した今、自宅でも自分らしい仕事環境を作りたいニーズは広がっており、そのような文脈でメディアに取り上げられることも増えました。
また紙製品は別注品が大変作りやすい素材となっています。ホテルや、企業や学校などこれまで多数のコラボレーションを実現してきました。
*京都にあるデザイン製品を多数採用するホテルへの別注トレー
*MoneyForwardsさんとのコラボノート
*世界的に人気のコンセプトストアMerci別注ノート
商品全体を通したカラー展開は、とてもこだわっていて、その高いコントロールは、ヨーロッパなどの国々でも高い評価を得ています。また触れたり開けることで機能する商品などもあり、視覚だけでなく五感を通して紙の新たな一面に気づいていただけます。技術としても一般的に使われているところから、少し高度な工夫を要するものが多いため、より一層日本の紙加工の精度の高さを感じていただけます。
古くから葉書や手紙だけでなく、懐紙やぽち袋、障子やランプシェード、傘まで日本では暮らしのさまざまな場面に「紙」を取り入れてきました。
そんな日本は、各地で独自の紙加工の技術が蓄積されています。
私たちは、消耗品としてのみ捉えられがちな「紙」の新たな価値を再発見し、新しい形で暮らしに寄り添う商品を提案します。
今では、国内外のミュージアムショップやセレクトショップから高い評価をえて、メゾン・エ・オブジェのWhat'sNewキュレーションへの選出や、JIDAやDIAな国内外のデザイン賞にも入選されています。
Maison & Objetでのブース
FUMIBAKOは、そのホールで展開されているアイテムの中で斬新でデザイン性の高いアイテムとしてWhat's Newエリアに展示されました。
PICTURE BARは、額装するほどではないポスターやチラシ、ポストカードなどを、そのもの自体は傷つけることはなく紙製のマグネットバーで挟んで飾ることができるアイテム。こちらもカラーリングが秀逸で、インテリアの差し色になるような存在で欧州や日本で人気のアイテムです。
デザイン性の高い製品を身の回りのものとして取り入れるのが好きな方、またそのようなセレクトをされているお店で人気があります。大量生産の事務用品や、インテリア用品にはない独特の色や質感が人気です。
一方で、POCHI-PONや、EMBOSS POCHIといったおめでたい場面で使う商品は、お店のジャンルや客層を問わず多くの方に高い支持をもらっています。POCHI–PONはラヴィット!やめざましテレビ、おはよう日本など多くのメディアにも取り上げられています。
TWO TRAYはJIDA MUSEUM SELECTIONに選定。
また、POCHI–PONはこれまで数多くのTV番組で取り上げられています。
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