地元を愛知・三重・岐阜の3県と考え、この中で極力生産し、まずはこのエリアの方々に知ってもらうための活動をしています。
服の素材は、地元愛知県の知多半島にある知多木綿という生地を中心にしています。
和服に使われてきた生地で400年以上の歴史がありますが、生産効率の面からあまり洋服には使われていません。
日本にはユニークなものづくりがたくさんあります。特に伝統工芸に限らず、受け継がれてきているものは皆背景があり、文化としてのストーリーを持っています。
そうした文化を活かしてモノづくりできれば素敵だな、というシンプルな想いからスタートしました。
そのため、ストーリーや生産背景の透明性は意識をしていますし、使い手の方にも知って欲しいという考えを持っています。
さらに2021年からは”服の地産地消”という方向性も取り入れ、ローカルを活かす服作りを心掛けています。OSOCU(オソク)はその名の通り、決して急ぎません。毎シーズン企画に追われるようなこともないです。
これからも一つ一つの価値を急がずにゆっくりと紡ぎつつ、これからも永く続く価値を創りたいと思います。