『甲冑タンブラー』
甲冑とは刀や弓などの攻撃から身を守るために武将たちが身にまとった防具です。
このシリーズを制作するにあたり、現代のこの混沌とした時代を群雄割拠の戦国時代になぞらえて様々な攻撃から身を守る甲冑をモチーフに、世の中のあらゆる災難から身を守ることが出来るようにとの思いを込め制作にかかりました。
その結果、金属の質感を持った既存の焼き物とは一味違う作品が出来上がりました。
特にこのタンブラーは内側が無釉薬となっているため、ビールなどの炭酸飲料を注ぐとキメの細かいクリーミーな泡が立ち、まろやかな味わいを楽しむことが出来ます。
また現在(株)ハンズ様15店舗などで取扱をしていただいております。
『黒助茶碗』
伝統ある有田焼にエアブラシという新しい技法を用い今までになかった大胆なデザイン、また細部には手書きによる細やかなデザインを描きました。
外側は黒泥をぬり込むことで重厚さをかもしだし、内側は色華やかなお茶碗に仕上げています。
黒泥の特徴とお客様より末永く可愛がってもらえるよう『黒助茶碗』と名付けました。
一個一個丁寧に仕上げられたお茶碗は同じように見えても手作業で作り上げているため、どこかしら違う所がございます。それも味として受け止めてもらえれば幸いでございます。
『桜』
伝作窯のシリーズの中でも初期の頃からある定番の焼き物が『桜』シリーズです。
桜は春を告げる初春の花ですが、今では一年中つかってもおかしくない絵柄で、もはや日本人の心の花と言っても過言ではない花です。
その桜の花を一つ一つ手書きで丁寧に書き上げた焼き物が『桜』シリーズで、一つの花を描くのに下絵、上絵で10分の時間を要します。
決してお安い品物ではございませんが、ぜひ使っていただきたい焼き物です。