全工程、顔の見える、半径5km以内の生産体制
製造の全工程が、兵庫県西脇市とその周辺エリア、半径5km圏内で完結する、とってもローカルメイドなブランドです。どの工程も顔が見えます。
(※糸の原産地はアメリカ)
産地で100年の歴史を持つ、織物工場の3代目職人 | 小円織物さん
小円織物さんの織る気持ちの良いガーゼ生地に出会ったことがきっかけで、このブランドは始まりました。綿織物産地の中で、特にガーゼ生地に定評のある職人さん。海外のトップメゾンの生地も手掛けています。
職人としてのみならず、2人の子を持つパパという立場からも、大人も子供も、いくつになっても気持ちいい、生活の中で毎日使われる生地をつくりたいと、試行錯誤を重ねました。
ご夫婦で営む小さな縫製工場 | 春日産業さん
織物産地とは、本来各工程がさまざまな企業に分業されています。
春日産業さんもその一つ。
産地としての産業規模は、全盛期の1/10以下と、ずいぶん縮小してしまいましたが、その中で40年のキャリアがある、大ベテランの縫製工場さんです。
産地が抱える課題解決への取り組み
産地の職人は、商社の下請けで“言い値“の工賃で受託することが常態化しており、なかなか、彼らの技術にリスペクトのある対価が払われることは多くありません。
そんな中、私たちのブランド「363°」は、職人さんの技術が魅力としてよりダイレクトに伝わるようにと、ガーゼ生地の気持ちよさ、タフさに着目したことから始まりました。
商社を介さず、それぞれの工程の職人さんの希望工賃で直接取引をしています。やがてこれが産地プロダクトのロールモデルとなることを目指しています。
中間マージンを廃した、無駄の少ない生産体制から、なるべく手の届きやすい価格でのご提供に努めています。