小円織物(有) の小林一光さんが気持ちいいガーゼ生地を織ってくれます
100年近く続く織物工場の3代目職人さんと一緒につくった生地で、その良さがより発揮されるであろう製品開発をしています。
糸の番手(太さ)にこだわって、薄すぎず厚すぎない3重のガーゼに仕上げています。適度な厚みが、肌触りと洗いやすさを両立させています。
西脇市は「播州織」という織物の産地です。200年以上の歴史がありますが、さまざまな製造業の例にもれず、昭和の全盛期と比較しても随分と国内の産業規模が縮小してしまいました。
特に「機屋さん」(はたやさんと読む)と呼ばれる家内制が多い織物工場とその職人さんたちが、なかなかに苦しい思いをしながら事業を続けています。
工場のすぐとなりを流れる小川。「洗い」「染め」の工程上、織物ときれいな水はとても密接です
縫製も染色もすべて兵庫県西脇市で行っています。
地方発のプロダクトを通して、地域活性を目指しているわたしたちとしては、産地へ還元できることは、実益のみならず中長期的な意義があります。