環境問題に関心を持ったのは、身内のアトピー性皮膚炎がきっかけです。
食べ物だけでなく、大気汚染やゴミ問題と体との関連性を知り、歯ブラシメーカーとして貢献できることを模索しました。
エコ素材歯ブラシの試作を数十種類作り、製品化しましたが、当時は製品の必要性や魅力を訴求することができず、一旦はエコ素材の歯ブラシの継続を断念しました。
ところが「唯一使えるこの歯ブラシがなくなったら、どうしたら良いのか分からない。なんとか続けて欲しい。」という「化学物質過敏症(CS)」の方の切実なニーズを聞いたのです。
それ以来12年「一度聞いてしまったからには止められない。」という思いでエコ素材の歯ブラシをつくり続けてきました。
日本でも2020年7月からはレジ袋が有料化されるなど、脱プラスチックの動きが大きく加速し、SDGsのキーワードをもとに、地球環境に対する社会の考えが変わってきました。
昨今のこうした問題を受け、エコ歯ブラシシリーズリニューアルに伴い、竹紙素材のパッケージへ変更しました。
また、種類を・豚毛・花馬毛・ひまし樹脂毛・超極細毛の4種に拡充し、歯の健康をサポートするために磨きやすさを追求することはもちろん、ビーガンや宗教上のライフスタイルに合わせた多様性に富んだニーズにも対応しています。