ブランドについて
1927年創業のメーカーがプロデュースするブランド。素材から日本の選び抜かれた高品質なものを選び、素材を活かす製品つくりをコンセプトに商品開発をしていきます。
無駄を残さず活かす。動物の命に敬意と感謝の念を持ち、革製品の製造に反映させます。上質な革製品の魅力を提供することが動物への恩返しになると考えます。
伝統を継ぐ職人技術を活かす。職人技術を用いて独自の価値と美しさをもたらします。日本の素晴らしい素材を伝統技術を持って日本製の魅力を最大限に発揮させます。
素材の魅力を活かす。サプライチェーン確立を目指した独自の取り組みがあります。地元の産業へ貢献し、しいては日本の畜産業・革産業への発展に貢献したいと考えています。
ブランドオーナーについて
河内 健
KEN KAWAUCHI
食肉業界で10年勤めた後、平成31年に有限会社河内に入社しました。前職で培った経験を活かし、「生き物のいのちをいただく」という想いからenrioは出発しました。同時に革産業を取り巻く状況と畜産業はリンクしており、非常に難しい状況というのが正直なところです。素晴らしい技術と伝統がある産業で多くの人が関わっていますので、日本の産業として守っていくべきと考えます。微力ながら私たちはそれらに貢献すべく、弊社の技術力と経験を革製品に活かしたブランドを立ち上げることにしました。
続きを読む
ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
「動物のいのちを尊重し、無駄を残さず活かす。」
「伝統を継ぐ職人技術を活かす。」
「素材の魅力を活かす。」
この3つのコンセプトをもとにブランドを立ち上げました。私が目標として掲げるのは「いのちを紡ぐこと」です。
1.私たちはたくさんの動物のいのちをいただいて生活をしてます。衣・食・住生活のあらゆる面で必要としてます。革製品は食肉用などの動物からお肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。食肉文化が続く限り私たちが活用していくことが使命だと考えます。
2.日本の職人は年々減少傾向にあります。革製品をつくる技術も失われつつあり、それらは安価な海外生産に頼ってきたことや賃金の安さなどが原因でもあります。私たちは日本の技術を後世に残すため、日本での生産にこだわります。また革製品をつくる職人の雇用を守るのが使命だと考えます。
3.日本の革はとても優秀です。特に豚の皮は世界的に有名なブランドが使用するほど評判が良いです。しっかりした質感や肌目の美しさが魅力です。この魅力ある革ですが国内ではほとんど消費されず、海外へと輸出されてしまいます。こんなに魅力的な革が国内にあるのにその魅力を伝えることが出来ていない。そんな現実を変えるのも使命だと考えます。
「動物」「職人」「素材」それぞれの「いのち」に感謝し、活かすブランドを目指します。
ブランドは「tradition(伝統)」と「Flying pig(銘柄豚)」の2シリーズの展開です。
「tradition」は日本の伝統色でもある藍・墨で染めた革を選択しました。藍・墨を染めるのはとても大変で手作業による染色方法を取っています。革は生地のように色が入りにくく、作業時間や手間がとてもかかります。
さらに染まり方は生地のように均一にはならず、ムラが生じてしまいました。しかし、それを魅力と捉え、世界にひとつだけの製品になると考えました。製品ひとつひとつが違った染まり方をしている。これが魅力であり、最大の特徴です。
「Flying pig」シリーズは仕組みつくりから携わってきました。食肉処理場、原皮加工業者、革のなめし業者、JAまでを巻き込んでこのシリーズは展開されます。牛肉にはトレサビリティシステムがございますが、革製品でもそれを実現出来たらと考えていました。食物の産地や製法だけではなく、昨今衣服などでも作られ方に関心ある方が増えてきました。革製品の作る過程が「見える」ことにより安心感や信頼が感じていただけるのではないかと考えてます。
私たちは革産業だけでなく、畜産業への発展に貢献できるよう取り組みたいと考えています。今迄は全くの別物として食肉製品と革製品は扱われてきました。しかしこれからの未来につなげるにはお互いに協力し、考えていく必要があります。それが畜産動物たちへの人間の使命だと考えます。
「tradition」は国産の牛革を藍と墨で染め上げた材料を使います。紳士小物を中心にビジネスシーンで活躍できるアイテムです。ビジネス小物のため色は落ち着いた色味ですが、独特なムラ感がさりげない存在感を発揮いたします。
「Flying pig」は生活雑貨からビジネス小物まで幅広い商品展開がございます。本革だけど少しリーズナブルな価格帯です。そのため幅広い層の方に使っていただけるのではないかと思います。
ターゲット層はシリーズによって異なっており、「tradition」であれば40~50代の男性がメインターゲットです。国産に特化したシリーズで“伝統”や“日本製”に拘ったビジネス系アイテムが中心です。
「brand pork」シリーズは30~40代男女がメインターゲットです。「丁寧な暮らし」をキーコンセプトに上質で少しリッチな生活品で彩りたい。そんな願いを持った方に向けたアイテムです。
© 2024 goooods Inc. All rights reserved.