① 持ち方はペングリップ(えんぴつの持ち方)
磨く場所や姿勢によって持ちやすく磨きやすい方法で。
② 力の入れすぎに注意
歯ぐきを傷めることがあります。軽く乗せるぐらいの力で、歯間もしっかり磨きましょう。
③ 指でお子様の上唇をめくり上げて磨く
上唇小帯じょうしんしょうたいと呼ばれる、前歯の中央にあるスジに歯ブラシが当たるととても痛いため、前歯を磨く際は上唇をめくり上げて、上唇小帯を指でガードしながら磨くと嫌がりにくいです。
④ 歯ブラシの毛先は90度
歯に直角に当てて毛先で汚れを落とすようにしていきます。
⑤ ブラシは細かく小刻みに動かして
1〜2本ずつ左右に動かし、1箇所10回ぐらいを目安に。
⑥ 磨く姿勢はあお向けがおすすめ
口の中がよく見えます。嫌がるようなら膝の上に座らせて抱きかかえるように磨いたり、立ったままでも大丈夫。また、保護者が正面で磨いてあげる対面磨きは上下の歯が見やすいです。どんな姿勢でも頭が動かないよう工夫してください。
⑦ 仕上げ磨きはなるべく歯みがき粉は少なめに
歯みがき粉が多いと口の中が見ずらく、唾液が多くなります。なるべく食後30分以内に歯ブラシをしてください。
⑧ 仕上げ磨き用とお子様が自分で磨く歯ブラシを使い分ける
子供は歯ブラシを噛んでしまう事が多いので、使い分けた方が仕上げ磨き用の歯ブラシの持ちが良くなります。
(歯科衛生士 古屋綾子 先生 監修)