●「お花のある生活」をカンタンに、生花を美しく長持ちさせる、セラミック製の花留めづくり
セラミック加工は焼成の過程で収縮するリスクがあり、寸法通りの形に仕上げるには多くの経験と知見を要する、職人技ともいえる作業です。MOTOのフラワーホルダーには当社が培ってきた熟練の技術を活かしています。
私自身に華道やフラワーアレンジメントの経験があるわけではないのですが、いただいた花束などを自宅で飾る時に、簡単に綺麗にアレンジできたら良いなと思っていました。そこで、誰でも簡単に使えるような形状の「花留め」を作ってみました。
試作品を華道の先生に見ていただくと、とても良い反応でした。複数の穴で、初心者でも自在にアレンジすることができます。一方、本格的な作品もお作りいただけるように、いけばなの基本的構成ルールに基づいて、穴の位置を決めました。また、バラバラにして花の量で使い方を変えられる3段重ねの製品など、アレンジが楽しめるよう工夫しています。
海外セレブの方々が、白く高級感のあるセラミック素材に注目しているということで、ニューヨークの花器専門のオンラインショップでも取り扱われることになりました。
またセラミックには水を綺麗にする作用があり、お花が長持ちします。タルクという化粧品にも使われる安全性の高い原料で作られているので、人体や植物に害はありません。金属製の剣山と違い、触っても怪我をしないのでお子様やペットのいるご家庭でも安心して使えます。
金属と比較すると衝撃に弱い性質はありますが、この製品は角が出ないよう丁寧に【面取り加工】され壊れにくい設計になっています。
またセラミック特有の重量感が器を安定させるので、ご家庭にある食器などの軽い器と組み合わせてお使いいただけます。
「お花は敷居が高い」と感じる方にこそ、お花のある生活を楽しんでいただけたらと思います。