”いかに社会に対して良い影響を与えられるか?”の回答として始まったシロップ製造所
初めまして。
愛知県豊橋の水上ビルと言われる古い問屋街でジンジャーシロップの製造所を営んでいるTEMTASOBI GINGER(テンタソビジンジャー)と申します。
当製造所に興味を持っていただきありがとうございます。
2018年8月にジンジャーシロップの製造に特化したブランドとしてスタートしました。
今でこそ”クラフトコーラ”の盛り上がりもあり、認知されつつあるクラフトシロップですが、当時は全国に数ブランド、かつ自前の工房を所有しているブランドは非常に珍しかったように思います。
元々は再生医療と言われる分野のベンチャー企業に創業初期から在籍していた関係もあり、様々なことを経験することが出来ました。
ただ、社会に対して大きな影響を与える可能性のある事業である反面、個人としてはその成果が見え難い世界。
個人としてもう少し直接的に社会と関わりたい。
会社に10数年在籍している中でその気持ちが徐々に強くなってきました。
”ジンジャーシロップ”と”再生医療”。
一見して似ても似つかない両者ではありますが、どちらも人に関わる事業。
”どのように安全性を確保、証明するか?”や”安定的な供給をどのように実現するか”など意外な部分に共通点が多々あります。
また、ジンジャーシロップを使ったドリンクとして定番のジンジャーエールは薬剤師などの医療分野の人間が開発したと言われています。
再生医療という分野に在籍していた人間が製造所を立ち上げる。
という流れは歴史的な文脈としても面白いのでは無いか?
そのような考えから、
ジンジャーシロップの製造といった切り口で社会にどのような影響を与えることが出来るか?
といった実験的な取り組みとしてTEMTASOBI GINGERを始めることとなりました。