-もっと薬膳を日常に-
創業者である依田は、21歳のときに柔道整復師という国家資格を取得後、都内の接骨院に就職しました。述べ52000人以上の体調不良を抱える患者様と接する中で、同じ手順、同じ流れ、同じ内容の改善策を講じても、体調に変化がない患者様が一定数いることに疑問を感じていました。
「体調が劇的に良くなると人と、そうではない人の違い。これは何だろう?」
こんな風に考えていた時に、出会ったのが「薬膳」でした。
薬膳は体調や体質に合わせた中国発祥の食事法のことで、約2300年の歴史がある食学です。薬膳では食材の持つ性質(薬効)が身体にどのような影響を与えるかを考えます。
例えば、生姜を例にあげると、「ほてりがある人には、体を温めすぎるから生姜はNG」なのですが「体が冷えている人に対しては芯から温めてくれるので効果的」だったりします。
つまり、全ての食材は体調や体質によって、良し悪しが変わってくる。というのが薬膳の考え方なんです。これを知った瞬間「足りなかったのはこれだ!!」と思わず心の中で叫んでしまいました。
この薬膳理論を学び、院内でアドバイスを始めたら、今まで体調に変化が見られなかった患者様にみるみる変化が表れたのです。
それ以降、もっと薬膳を追及したくなり
現在では薬膳をメイン事業として研究や開発、セミナー活動しています。
いつもの食事の時間を、ちょっと体調や体質に合わせて薬膳の考え方を取り入れてみる。そのほんの少しの工夫で大切な人の未来の健康が変わる。
【薬膳をもっと日常に】
これが私たち薬膳の極みの存在意義と活動する背景となります。