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BUNBUKU

ローカルメイド

エコフレンドリー

製品の歴史は、ぶんぶくの歴史。現代的な暮らしへの過渡期である大正時代に創業。時代を超えて愛される日本の金物メーカー。

ステンレス・スチールなどの薄い板状の金属材料の板金加工（穴あけ、切断、曲げ、溶接）、組み立て、塗装まで、ワンストップでものづくりを手掛ける。

ごみ箱といえばすぐにこの形を思い浮かべる「テーパーバケット」は1960年発売。スチール製家庭用品のパイオニアとして、時代を超えて愛され続ける名品をつくっている。

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ブランドストーリー

なぜやっているのか

なにをやっているのか

製品へのこだわり

どんな方に支持されているのか

なぜやっているのか

創業大正7年、高度経済成長期にスチール製家庭用品のパイオニアとして成長。

ぶんぶくは、初代・竹内四郎が大正7年（1918年）に創業しました。当時は亜鉛鉄器の製造業として、水ひしゃく、バケツ、じょうろなどを製造していました。

その後、戦後の激動と困難の時代を乗り越えて、二代目・竹内繁曠の下で設備投資を行い、金属板の加工～塗装工程まで、一貫して金物製品を製造できる体制を整えました。折しも時代は高度経済成長期。経済の急拡大による需要が追い風となっていました。スチール製ゴミ箱にキャラクターをあしらった家庭用屑入れ、ファンシーな柄を印刷した屑入れ、キルティングを巻いた屑入れ、スチール製の卓上小物入れなど、スチール製家庭用品のパイオニアと自負して商品を展開していきました。今でも愛されている、テーパーバケットやロータリー屑入れ（回転蓋式のゴミ箱）などのロングセラー商品はこの時代に生まれています。

いつの時代も使う人の立場に立ち、品質の良い商品作りに徹してまいりました。創業以来続くこの姿勢はこれからも変わりません。

旧・竹内商店時代の写真

社名の「ぶんぶく」は、昔話の『分福茶釜』（ぶんぶくちゃがま）に由来しています。創業当時の社名は「ぶんぶく」ではありませんでしたが、たぬきを商標としておりました。それは「他を抜く」という縁起と早く強く印象づける効果を狙ったものだったそうです。社名を改称する際に、お世話になった人々に恩返しをしたと伝えられる『分福茶釜』にあやかり、事業経営においても社会生活においてもかくありたいとの思いから社名を「ぶんぶく」としました。

なにをやっているのか

熟練された職人技を継承し、加工から塗装まで全ての工程をワンストップで提供。

ぶんぶくの工場は福島県二本松にあります。熟練された職人技を継承し、ステンレス・スチールなど金属材料の板金加工（変形、切断など）、溶接、組み立て、塗装まで、ワンストップでものづくりを手掛けています。家庭用製品だけでなく、産業用製品、オーダーメイド製品も手掛けています。

ぶんぶくのものづくりは地球環境にも配慮されています。ぶんぶくが取り扱うスチール製品はさびにくく、寿命がきても廃物にならず、ほとんどが高品質なまま回収され、再利用可能です。スチール製品全体の約80％がリサイクルされていると言われており、回収後に多くが燃料として燃やされているプラスチック製品とはリサイクル率に大きな差があります。社会において役割を終えた素材部分のスチールは、ほぼ全量がスクラップとして回収され、新たな製品に生まれ変わっています。また、塗装作業に使用するシンナーを再生して再利用するなど、製造過程においても環境保全や汚染防止に取り組んでいます。

製品へのこだわり

自社工場で一貫して商品を製造しているため、設計・製造の連携が密にとれ、品質向上につながります。検査工程では、商品外観検査はもちろんのこと、各部品の段階でも検査を行うことで、不良流出防止に努めています。

【テーパーバケット】

ぶんぶくの象徴的なロングセラー製品。ナチュラルな木製のものや、機能的だけど味気ないプラスチック製のものとも違う、感じが良くて、飽きのこない素材感とデザイン。控えめな佇まいで、様々な空間に設置しても悪目立ちせず、現代のリビングやオフィスでも通用する普遍的な美しさを持っています。60年以上変わらぬ形で作り続けてきた事が評価され、2015年度グッドライフ・ロングライフデザイン賞を受賞。ゴミを捨てた時・ものを入れた時の金属音も、この製品ならではの楽しみ。縁は一枚板を巻き付けて鉄板の継ぎ目を覆っているので、衣服が触れても傷つけません。

収納、プランターカバー（別途受皿が必要）など、柔軟に対応できるシンプルなスタイルも魅力です。

【マグネットバケット】

ラウンド型でマグネット付の収納グッズ。冷蔵庫や洗濯機に付けて、ちょっとした物入れに。デスクサイドでは書類入れや屑入れとしてもご利用いただけます。スリムでコンパクトなので邪魔になりません。

どんな方に支持されているのか

シンプルなデザイン故に、性別・年代を問わず、幅広い方にご支持いただいています。シンプルなものを好む方、シンプルなライフスタイルの方からは高い支持をいただいています。60年以上の歴史を持つテーパーバケットは、変わらない普遍的な美しさを持つプロダクトとして、ライフスタイル誌、デザイン誌、モノ誌などで定期的にご紹介いただいています。

ご家庭以外でも、ホテルの客室、商業施設、オフィスなど、多岐に亘る企業様にもご愛顧いただいています。オーダーメイドも承っているので、お部屋や建造物全体の意匠にマッチしたご提案をさせていただくことも可能です。

販売ルートとしては、現在自社ECサイト「Sunday House」やオンラインストアの他、ロングライフデザインをテーマにしたD&DepartmentやToday’s Specialなど著名セレクトストアでもお取り扱いいただいています。