衣料品を廃棄するのをやめよう、循環させて緑を増やそう。
環境省の調査*によると、2020年の衣類の国内新規供給量は計81.9万トン。その9割に該当する計78.7万トンが使用後に手放されると推計されており、そのうち、リユースされるのはたったの19.6%とされています。中でも、合成繊維の比率が最も多く、焼却した際に排出される二酸化炭素の量は少なくありません。
TUTTI(トゥッティ)は、従来なら廃棄されてきた衣服などのポリエステル繊維をリサイクルした「繊維から生まれた土」。野菜でも、花でも、苗木でも、好きなものを植えて成長を楽しむことができます。
ふだん着用している衣料品などを廃棄するのをやめよう、循環させて緑を増やそう。そんな思いから、TUTTIが誕生しました。
オーケストラのメンバーが全員で合奏することを、TUTTI(トゥッティ)と言います。そこにいるすべての人が演奏することで、素晴らしい音楽が生まれてくる。TUTTIも、そんな存在でありたいと願っています。
ブランドロゴにリピート記号(:II)がついているのは、リサイクルすることで資源を大切に循環させていきたいから。オーケストラの合奏のように、そこにいる誰もがこの循環に参加することで、環境にやさしい未来を生み出すことができると考えています。
*環境省令和2年度ファッションと環境に関する調査業務「ファッションと環境」調査結果(株式会社日本総合研究所出典)
*温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver4.7)(令和3年1月)第Ⅱ編 温室効果ガス排出量の算定方法