飲食店を開業する友人へ贈った1枚のワークエプロン。
私がまだ20代前半の頃、一人の友人が居酒屋をオープンすることになりました。
その頃私はアパレルメーカーに勤めて2~3年が経っていましたが自分の思い描いていた世界と現実とのギャップに思い悩んでいた時期でもありました。
そんな時、その友人の決断にとても勇気付けられました。
これから自分の意志と責任で戦っていくことを決めた友人の為何か少しでも力になりたい!
私はエプロンをプレゼントすることに決めました。
スポーツ選手のユニフォームのようにデザインや機能性だけでなく、
その一枚に魂が宿る相棒のようなユニフォーム。
彼にとってはエプロンがまさにそのユニフォームだと思ったのです。
初めて作る手作りのエプロン。
絶対成功して欲しい!とにかくその一枚にありったけの思いを込めました。
あれから十数年、その彼のお店は4店舗目をオープンすることになりました。
あの日、自分自身が奮い立つきっかけになった大切なエプロン。
誰かのとっておきの1枚になれるような商品を目指して。。