“人間も食べることができる”ペットフードづくり
鹿のめぐみは原材料をすべて国内産にこだわり、製造工場から販売者に関わる者まで顔の見える形で製造しています。
原材料の鹿肉は長野県小諸市で捕獲された野生鹿のお肉を使用。近年、国内の鹿の頭数は暖冬などの影響で増え続けており、小諸市も鹿の数が増えた地域の一つです。
その他の産地についても、お手元のパッケージのロット番号を辿って、お客様のお手元に届いた鹿のめぐみの鹿肉が、どこの産地の鹿肉であるか履歴を辿れるようにしています。
「百聞は一見にしかず」という言葉がありますが、実際に現場を見ることでしか得られない危機感があり、また、プロの鹿ハンターの方にお話を聞ける機会というのはほとんどありません。
ニホンジカの食圧が強い森をご覧いただくことと、捕獲されたニホンジカが安全に供給されるための解体施設の見学をしていただくことを目的にツアーを企画し、定期的に勉強会を行っています。
ペットフードの販売で得た資金の一部は、 生態系の調査を行う人材の育成や銃でシカを捕獲できる人材の育成にも使われています。
鹿が本来自然に生息する数に戻ると、森に豊かな生態系が戻るのです。森が豊かになったら、里山、畑、街、そして海にも豊かな自然が残る。
そのような持続可能な良い循環を私たちは目指しています。