「お茶のあり方にもっと多様性を」
希少な新茶のみをまるごとパウダー(粉末)に
人もお茶も、いろんな魅力があっていい。みんな違って、みんないい。そこに正解はないと考えています。日本の茶文化は、ゆったりといただく茶道のような伝統的な文化が残る一方で、どこでも手に入るペットボトルの日本茶のようなファストフード的な文化が主流となり、二極化が進んでいると感じます。お茶の飲み方、頂き方はもっと多様で良いはず。その考えから、抹茶のように日本茶を粉末にするアイデアにたどり着きました。
なぜ茶葉をパウダーにしたのか?という点ですが、大きく3つ理由があります。
【お手軽さ】
お湯はもちろん、水にも溶けやすいため、急須がなくても誰でも手軽に淹れられます。試行錯誤を重ねて、ミクロン単位で独自のきめ細かな粉末にしました。のど越しが良く水に混ざりやすいです。こだわり抜いた茶葉は、目が覚めるような美味しさです。
【栄養を余すことなく】
お茶は、平安時代に中国から日本に伝わったと言われていますが、当時の役割は「薬」でした。茶道も本来は健康のために薬を飲む技術だったのです。非常に高い栄養素、特別成分が含まれている茶葉ですが、通常お茶を淹れた場合、茶葉がもつ栄養成分の約70%が茶殻として捨てられていると言われています。粉末加工することで、上質な茶葉の高い栄養素を余すことなく摂ることができます。
【楽しみ方は無限大】
パウダー状なのでサッと溶かしてドリンクや、ケーキやクッキー、ヨーグルトに混ぜたり。甘いものだけでなく、抹茶塩のようにお塩に混ぜたり、自由な発想で楽しみ方は無限大です。“茶葉を食べる”という考えのもと、お茶の葉をまるごと微粉末にしたパウダーは、料理やカクテルにも活躍します。
THE NODOKAは現代の感覚で伝統ある日本茶の新しい魅力を発見していきます。