ブランドについて
FLATS(フラッツ)は立体イメージをCTスキャンのように輪切状に切断・分解して、それらを再構築するクラフトキットです。
一つひとつのパーツは固有のカタチと意味を持ちながら、互いに響き合い、等しい関係で全体を構成する「等価(=FLATS)」というコンセプトでかたちづくられています。
個々のパーツは細密レーザー加工によって切り出され、ハサミや接着剤を使用すること無く、簡単に組み立てることが出来ます。
最低ロットの設定はありません。1種類につき5個以上注文頂いた商品に展示用組み立て済みサンプルを1つご提供します。
ブランドオーナーについて
FLATS合同会社
FLATS LLC
FLATS(フラッツ)は立体形状を3軸(x・y・z)によって切断・解体し、これを再構築する立体造形システムです。1998年、FLATSは「段ボール製組立て式マネキン」として出発し、以来私たちはこの造形システムを発展させながら、クラフト、ディスプレイ、パッケージ、ロボット、広告等さまざまな分野にむけ立体商品を開発しています。
続きを読む
ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
ある展示会で、服をディスプレイするためのマネキンを自分たちで作ろうということになり、出来上がったのが段ボール製組立て式マネキン FLATSの原型です。最初は段ボール製マネキンだけでしたが、商品を見た人たちから、同じような構造でイヌやネコができないか?という具合に、様々なリクエストが来るようになり、それに応えているうちにアイテムが増えていきました。マネキン(人型)が動物になり、動物からキャラクター商品になり、巨大化したりミニチュア化したり、他の商材と組み合わせてパッケージになったり、ロボット化したりと。これからも市場からのリクエストに応えながらさまざまな分野で商品開発を行って参ります。
大分県の北東部、国東半島の中山間地にある廃校になった小学校の教室でFLATSは作られ、世界中へ旅立っていきます。国東半島は、奈良時代から平安時代にかけて独特の山岳仏教文化が栄えた神仏習合の発祥の地。その神聖な風土と、自然と人間が共生する緑豊かな里山のゆったりとした時間のなかで、FLATSは生み出されます。
FLATSには二つの大きな特徴があります。ひとつは形態を自由に作成できること。コンピュータで設計された部品データは細密レーザー加工機によって一つひとつカッティングされます。金型を必要としないので小ロット生産が可能であり、デザイン・試作・商品化にいたる行程を短期間で行うことができます。またモデルの拡大縮小が自由に行えるので、スケールダウンしたミニチュアや大きな構造物も製作が可能です。このFLATSの特徴を活かして展開しているのがミニチュアクラフトシリーズです。干支の動物からはじまり、各種キャラクターや恐竜・飛行機のモデルを製作しています。
FLATSのもう一つの特徴は多様な素材を使えるということです。紙や木素材、アクリル、金属など、レーザーでカットできる板材はすべて材料として使うことができます。特に紙素材は色紙や印刷した紙を貼り合わせることによってバリエーションが飛躍的に拡大します。
FLATSは3次元を2次元に変換してそれをもう一度3次元として再構築します。そこに関与するのはもう一つの次元(時間)です。脳と眼と指と皮膚の感覚、身体時間をくぐらせることによって、ツクル体験を多くの人と共有したいと願っています。
FLATSはいわゆる「表面」を持ちません。表面にあたる部分はレーザーで切り出され内部構造が露出した段ボールシートの断面が非連続的に連なります。鑑賞者はそれらの部品と部品の間をイメージで補完し、ひとつの像として認識します。この架空のフォルムはそれを支持する建築的な構造によって成り立っており、フォルムと構造のバランスがFLATSの商品としての最も大きな特徴です。
FLATS は平面のパーツを組み上げることで現れる、立体的で繊細な造形物です。パーツをひとつ差し込むごとに2次元から3次元へと少しずつ姿を変えていきます。FLATSが創り出すフォルムと構造、そしてそれらが組み上がっていく時間をお楽しみください。FLATSがもつ知的でスタイリッシュな雰囲気は、あなたの空間と暮らしを豊かに彩ります。
組立キットをプレゼントとして、頭の体操や集中したい時にはご自分で組み立て、完成後はリビングや書斎のインテリアに、と様々な使い方が可能です。素材は段ボールを主な材料としており、エコフレンドリーな商品として国内外の美術館、デザインショップ等にて販売しています。
© 2024 goooods Inc. All rights reserved.