明治15年開窯以来、実用工芸品である食器、花器、置物を製作している
変わりゆく時代の中、生活に根ざした健全な美しさ「用と美」をコンセプトに、使う人の気持ちに寄り添ったうつわを作り続けています。
砥部焼独自とも言えるぽってりとした厚みのあるかたちは、丈夫さの象徴です。
少しくらい手荒く扱っても割れにくく、もちろん食洗機でも使え、熱に強いため電子レンジでも加熱できます。器自体は熱が伝わりにくく、持っても熱くないのに料理が冷めにくいという特長も合わせ持っています。
用と美を追求しながら一つ一つ手作り手描きで、あきのこない素朴な作品の製作しています。
素朴な手描きのうつくしさ
唐草、太陽、なずな、赤線三つ葉、呉須赤菊など、梅山窯オリジナルの文様は、すべて自然をモチーフにしたもの。シンプルでありながら奥深いこれらの文様は、つけたての一筆書き(梅山様式)という独自の技法でひとつひとつ手で描かれているので、それぞれの表情を楽しむことができます。