贈り物になるような、繋がりを大事にした商品の開発を目指しています。
日本の食卓には、欠かすことの出来ないご飯茶碗。家族の分だけ、きっと用意されている大切な食器。中には、自分専用の色や形を持っている人もいます。そんな誰にでも使ってもらえる商品を作りたいと考え、開発をはじめたブランド初の商品です。
ご飯茶碗は非常に長い時間、多少の違いはありますが、普遍的な形を維持し使われ続けている商品。柄や色だけではない新しさを出すのは非常に困難でした。
そこで、注目したのは使わない時に置かれている状態でした。不安定なバランスで重なった商品や、重なった状態では、色がわからない商品もあり、見た目だけでなく、安全面でも問題があると感じました。見た目が綺麗に収納する事ができ、かつ安全にどの色の茶碗が置いてあるのか、一目でわかるような形状を考えたのが、この商品の始まりになります。
繋がりを大事に、重ねて収納できる、今までにない新しいご飯茶碗。
開発には、1年以上かけて形や色、模様まで、様々な職人に協力してもらい出来上がった商品になります。機械と手仕事の中間をせめぎ合う事で、今まで変わらなかった形に変化と、変えてはいけない愛着のあるコトは変えずに、少しのアイデアをプラスして、新しい商品を生み出しました。今までのご飯茶碗にはない、重なる事で彩りと人との繋がりを感じる事のできるこの茶碗は、ブランドのコンセプトを表す事ができた代表的な商品になります。