着物を染める技術「手描友禅」を使って様々なアイテムを制作
制作するものは、着物や帯といった和装品を基本としてますが、
現代では生活習慣が変化していく中で着物や帯といったものが
沢山売れる時代ではなくなりました。
それでも江戸時代より受け継いできた技術をなくしたくない!と、
現代の生活スタイルに合うアイテムづくりを模索しています。
手描友禅でいうと、着物に加工する場合、絹が主になりますが、
ストールなどで普段使いする場合、絹だと扱いに気をつかう
といった声を聞くことがあります。
そういった場合は、頑なに絹しか扱わない‥ということではなく、
もっと扱いやすいものはないかと柔軟に考えるようにしています。
麻(リネン)なら洗濯や扱いに気をつかわなくても良いのでは‥と
リネンのストールを制作したり、名刺入れや小物入れといった場合は、
布製品だと使っているうちに毛羽立ってきたり破れたりするので、
革だとそこまでの負担はないのでは‥と、革を素材に制作したりと
技術を色んな素材に活かして制作しています。
大量生産はできませんが、手作業だからこその細かな対応が
できればと考えています。
アイテムは和装、洋装にも使えるものを基本と考え、
ストール、ピアスやバッグチャームといったファブリックアクセサリー、
名刺入れ、ブックカバーなどの革小物、アートパネル
といったものを制作しています。