「soï soïで人も地球も健康に」を目指して
豆腐を作るときに大量にできるおからは、食用として消費されるのはわずか1%。それ以外は家畜の飼料65%、肥料等25%、その他10%で、5〜9%は産業廃棄物として処分されているのが現状です(日本豆腐協会発表資料より)。
おからは牛や豚の飼料になりますが、1㎏の肉を生産するのに10㎏の大豆が必要だと言います。一見、おからが有効利用されているようですが、肉は大豆に比べると生産するのに何倍もの二酸化炭素を排出します。
私たちが活動する鎌倉のビーチは、気候変動によって年々、ビーチが狭くなったり、大型の台風によりハイキングコースが倒木でふさがれてしまったりと、美しい自然が少しずつ損なわれています。
自分たちに何かできないか?日々の食に取り入れられて、少しでも地球にいいことはないかと考え、豆腐や豆乳を作ったあとに大量に残るおからを無駄にしたくない!という、思いから生まれたのが「soï soï」です。
手間と時間をかけてアップサイクルした「soï soï」をおいしく食べながら、環境にはもちろん私たちの体にもやさしい、少しだけサステナブルな食を日常に取り入れてもらえればと思います。