ブランドについて
アフリカンプリントやウガンダのサステナブルな素材を使用し、デザインと機能を兼ね備えたバッグや小物、アパレルを展開するウガンダのライフスタイルブランド
製品はウガンダの直営工房において女性たちの手で作られ、シングルマザーなど社会的に疎外されがちな女性たちを積極的に雇用。彼女たちの自信と誇りを醸成しています。
「好ましいより、好きを」をコンセプトに、ワクワクしながら、自分らしさやお客さまの「好き」を見つけられる場を提供しています。
私たちが目指すのは、見た目の良さと機能性を兼ね備えたアイテムです。見た目のデザインはもちろん、日常での使いやすさ、取り入れやすさを追求したモノづくりをします。
ブランドオーナーについて
仲本千津
NAKAMOTO CHIZU
1984年静岡県生まれ。一橋大学大学院卒業後、邦銀で法人営業を経験。その後国際農業NGOに参画し、ウガンダの首都カンパラに駐在。その時に出会った女性たちと日本に暮らす母と共に、カラフルでプレイフルなアフリカ布を使用したバッグやトラベルグッズを企画・製造・販売する「RICCI EVERYDAY」を創業。2015年に日本法人、2016年に現地法人を設立。2022年には東京・神楽坂にショールームをオープン。
2016年11月第一回日本アフリカ起業支援イニシアチブ最優秀賞、2017年9月第五回グローバル大賞国際アントレプレナー賞最優秀賞、同年11月日本イノベーター大賞2017特別賞、第六回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション事業奨励賞受賞。また2018年1月にCHIVAS VENTURE 2018日本代表に選出。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
・「私はここにいるよ」
女性の活躍が声高に叫ばれて久しい日本では、環境や社会構造、社会通念に阻まれ思うように能力を発揮できず、生きづらさを感じる女性はいまだに多く存在します。そうした女性は、「こうあるべき」というある種の"呪い"によって、自分らしさを見失ってしまうことさえあります。
そう感じたのは、私が銀行で働いていたときの経験が大きく影響しています。
当時、会社のルールとしてスーツの色やネイル、ヘアカラーなど細かく規定され、どこを向いても同じ格好をした人だらけでした。自分の個性が吸い取られてしまうような気がしました。
「私はここにいるよ」
ささやかな抵抗運動として、スーツの中に着るインナーだけは、いつもユニークな色味や大胆なデザインのものを選んでいました。「自分で決めた」もので自分らしさを守り、私はこのままでいいのだと、心からの安堵感とある種の誇らしさを感じたことを今でも覚えています。
・アフリカンプリントとの出会い
私たちはアフリカンプリントという、想像を超えた大胆な色の組合せや柄のユニークさが魅力の製品をお届けしています。
アフリカンプリントは私たちに、
「固定観念や社会通念は関係ない。大事なことは、自分が好きかどうか」
と力強く語りかけているように感じます。
・ウガンダの女性たちの誇りと自信
ウガンダの工房では、シングルマザーや元子ども兵など社会的に疎外された人々を「作り手」として生産活動に巻き込んでいます。
彼女たちは、高等教育を受けられず、まともな仕事にもつけず、日々の生活をどうにか成り立たせてきました。中には、想像を絶するような経験をした人もいます。
しかし彼女たちは、今では仕事を通じて定期収入を得ながら生活を向上させ、手掛けた製品を誇りをもって世界に送り出すことで自信を得て、本来のありたい姿になって活躍しています。
RICCI EVERYDAYは事業活動を通じ、世界中の女性が社会的通念や固定観念を乗り越え、本来のありたい姿を見出し実現することができる世界を目指します。
仕事を通じて、自信と誇りを取り戻す女性たちを一人でも多く生み出していきたいと考えています。
さらに、RICCI EVERYDAYでは、あらゆる生産工程において環境負荷を最大限考慮しながらものづくりを行っています。
アフリカンプリントは、現在技術の向上に伴い大量生産が可能になった一方で、環境に配慮しない生産過程を経て作られているものが多く存在します。私たちは、そのような劣悪な生産方法によって作られたアフリカン・プリント生地の使用を最小限にし、自然環境に優しい工程で生み出された生地を積極的に採用しています。
またアフリカンプリントのみならず、最近では紙で作られたペーパービーズや、UNESCOの世界無形文化遺産に登録されたバーククロスなど、ウガンダで生産されるサステナブルな素材を使用し、製品作りを行っています。
・見た目だけじゃない、使いやすさの追求。
私たちが目指すのは、見た目の良さと機能性を兼ね備えたアイテムです。
1つで何通りをも使い方ができるアケロバッグシリーズをはじめ、一度使ったら手放せない便利なポーチなど、日常での使いやすさや取り入れやすさも追求したモノづくりをしていきます。
あなたが見つけた「好き」と、いつでもどこでも、一緒にいられるように。
・「正しいこと」を、真摯に、本気で。
また、人々が受けている社会的な疎外や劣悪な労働環境、環境破壊、衣料廃棄、人種差別、アニマルウェルフェア、そして文化の盗用など。
グローバルにファッションブランドを続ける上で、向き合うべき課題は多岐にわたります。
誰かの犠牲の上に成り立つブランドにはしたくない。
関わる人々や環境が、将来世代にわたって幸せになることを目指して。
私たちができる「正しいこと」に、真摯に、本気で、取り組んでいきます。
30代後半女性をターゲットに、20代後半〜40代女性に支持されています。主に、仕事と家庭を両立する女性や、仕事に励む単身女性のファンが多いです。アフリカンプリントの魅力に興味を持つ人、サステナビリティやエシカル消費に関心の高い人、アフリカに関心のある人など、ブランドを好きになるきっかけは様々です。
卸売先の店舗さんは、ライフスタイル雑貨を扱われているところやファッションブランド、百貨店が中心です。
お客さまの声の一例を以下にまとめます。
「届いた翌日にママ友との食事にさっそく持って行ったらバッグを褒められました。とても気分が良かったです。アフリカンプリントの斬新なデザイン、色づかいが大変気に入っています。」
「他にない気の利いた物であり、シングルマザーの思いに応援したかったので大切な方にプレゼントさせて頂きました。」
「見た人から可愛いと褒められてます。メイドインウガンダと話すと盛り上がりますね。」
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